特定外来生物の水草が洲本市のため池で繁殖していることが分かりました。放っておくと農業などに深刻な影響を及ぼすとして地元住民らが駆除作業に追われています。

池全面を覆う水草。特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」が繁殖しているのが見つかったのは洲本市五色町にあるため池「本田池」で、去年秋ごろに地元の人が気付いたということです。さらに、最近になって池の周辺の畑にまで広がっていることが分かりました。

「ナガエツルノゲイトウ」は南アメリカ原産で、茎にある節から根や芽が出て増殖し、水面を覆うように広がり農作物の成長を妨げるほか、生態系を乱すとして国の「特定外来生物」に指定されています。

住民が池に遮光シートをかぶせ、光合成を防いで増殖を止める駆除作業を行っていますが、その繁殖の速さに住民の力だけでは限界があると助けを求めています。

農地での繁殖は兵庫県内で初めてだということで県も対策を検討していますが、さらに広がる恐れもあり早急な対応が求められています。

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