4日は西日本を中心に猛暑日が続出し、大気の状態が不安定になりました。関東などでは天候が急変し、各地で冠水や「ひょう」による被害が相次ぎました。

■熱中症か…体育祭中の高校生6人搬送

 西日本を中心に、危険な暑さとなった4日、サーモカメラで撮影すると、京都の街が、ほぼ真っ赤に染まりました。青色の部分でさえ、30℃を超えています。

 京都市の36.3℃、岐阜県揖斐川町の36.5℃など、今年最多17の地点で猛暑日となりました。30℃以上の真夏日も、320地点で観測されました。

 熱中症が原因とみられる救急搬送も、全国で相次ぎました。

 滋賀県・栗東市では、高校の体育祭で、生徒6人が頭痛や手足のしびれを訴え、病院に搬送されました。

■竜巻?トレーラーが横転…ガラス割れ

 日中の強い日差しから一転。関東や東海などでは、大気の状態が非常に不安定になり、天候が急変しました。

 静岡県掛川市では4日午後5時すぎ、急に風が強くなり、横殴りの雨が地面をたたき付けました。この時間、静岡西部で竜巻などの激しい突風も発生したとみられます。

 その影響でしょうか。掛川市では、トレーラーが横倒しになる事故が発生。フロントガラスが割れています。

■ゲリラ豪雨で住宅水浸し…ホテルも被害

 千葉県木更津市では、短時間に急激な雨が降り、道路が冠水しました。雨の勢いを住宅の防犯カメラが捉えていました。

 4日午後8時には、まだ地面に雨水はたまっていません。しかし、そのわずか10分後、瞬く間に水位が上がり、家の玄関にまで迫りました。

 街の人:「かなり降りましたね。雷も」「瞬間的にはバケツをひっくり返したくらいの感じだった」

 ホテルでは、あふれた雨水がフロントにまで迫りました。

 ホテルの従業員:「このどぶから(水)があふれてきて。こう流れて中に入ってきちゃう感じがあったので。急いで、この水止め版を付けた感じですね」「水は自動ドアが2枚あるんですけど。自動ドア2枚すぎて、1メートルくらいのところまで入ってきてしまった」

■「ひょう」でタクシーのガラス粉々に…

 局地的に強い雨が降った一方で、静岡市では、ひょうも観測されました。これも、大気が不安定になったことが原因です。

 ネットでは、「車ボコボコ」がトレンド入りしました。

 群馬県前橋市のタクシー会社では、4日未明に降り注いだひょうで、タクシー8台のガラスなどが割れ、数十台のボンネットなどがへこむ被害を受けました。

 アサカタクシー会社 信澤次夫代表取締役:「(Q.周りのガラスも粉々)かなり大きなものが落ちてきたのかなと思います。出社した時に気付いて、かなり衝撃を受けました」「(Q.ボンネットがへこんでいる?)これも、ひょうによる被害ですよね。ボンネットは目立ちますが、実は屋根もすごくて、同じようにへこんでいます」

 修理代は、数百万円に上るとみられています。

 信澤代表取締役:「ショックですね。コロナ渦でなかなかお客様がいなかったなかで、これからそれを取り返していこうというところで、本当に残念でなりません」

■九州「警報級の大雨」に警戒

 大雨の被害を受けたばかりの九州も4日は、厳しい暑さとなりました。町内を流れる2つの川が氾濫した、熊本県益城町。日中は日差しも強く、30.2℃まで上がりました。

 夕方になると被災地には、また雨が降りました。九州では5日、再び警報級の大雨となる恐れがあります。

(「グッド!モーニング。2023年7月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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