1994.11.13 《優勝 東京都》
記念すべき第10回大会は、まさに駅伝の魅力をあますところなく伝えたレース展開となった。
第1区でトップにたったのは、昨年東北・北海道勢で初めて優勝を飾った宮城。連覇の期待が高まった。しかし、2区では伏兵の岩手が先頭に立ち、その後、4区から8区までは、茨城、宮城とせり合いながら、初優勝を狙う静岡が快調なペースで先頭をキープした。しかし、最終9区。先頭から55秒差の5位でタスキを受けた東京のアンカー、原万里子が激走。前の走者を次々とごぼう抜きにし、残り3.5㎞地点で、遂にトップにたちそのままゴール。2時間22分44秒のタイムで2年ぶり、最多となる4度目の優勝を飾った。
地元福島は後半追い上げ、過去最高の記録をマークしたものの11位におわった。 #駅伝

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