『山月記』(さんげつき)は、中島敦の短編小説。1942年(昭和17年)に発表された中島のデビュー作である。唐代、詩人となる望みに敗れて虎になってしまった男・李徴が、自分の数奇な運命を友人の袁傪に語るという変身譚であり、清朝の説話集『唐人説薈』中の「人虎伝」(李景亮の作とされる)が素材になっている。『山月記』の題名は、虎に変わった李徴が吟じる詩の一節「此夕渓山対明月」から取られている。

初出時は、他1篇「文字禍」と共に「古譚」の題名で総括され『文學界』1942年2月号に掲載された。文部科学省検定済教科書『国語』の題材にしばしば採用され、中島の作品中でも知名度が高い。野村萬斎によって舞台化(2015年)された。

「山月記」※『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%88%E8%A8%98

0:00:00 オープニング
0:00:24 本編
0:16:39 李徴の詩
0:17:09 李徴の詩:現代語訳
0:27:09 エンディング

1 Comment

  1. 高校の授業以来です。懐かしい。李徴の詩の現代語訳があってすごく聴きやすいです。