【5000形は増備なし】小田急電鉄が2023年度設備投資計画を発表(2023年4月28日ニュース)

小田急電鉄が2023年度の設備投資計画を発表しました。
　小田急電鉄は、今日28日、2023年度の設備投資計画を発表しました。
　2023年度は、さらなる「安全対策の強化」と「サービスの向上」に向け総額261億円の設備投資を実施します。
　安全対策の強化の面では、ホームドアの整備・橋梁の耐震補強・車内防犯カメラの設置が行われます。
　ホームドアについては、今年度、町田・本厚木(3・4番線)に設置するということです。なお、2031年度までに新宿〜本厚木間の全駅と中央林間・大和・藤沢に整備が完了する予定です。
　また、犯罪の抑止・事件の早期解決などを目的として、通勤車両と特急車両への防犯カメラ設置を推進します。今年度は、通勤車両16編成・特急車両4編成への設置を予定しており、2025年度に全編成への設置工事完了を目指すということです。
　サービス向上の面では、通勤車両「3000形」においてリニューアル工事が行われます。今年度は6両編成3本に施工される計画です。省エネルギー化が図られる制御装置の搭載やオイルフリーコンプレッサーへの更新などにより、環境にさらに配慮した車両へと生まれ変わります。
　また、中央林間駅・鶴川駅・藤沢駅では、駅舎の改良工事も進めていくということです。
　この他、中期経営計画では、2025年度より箱根登山鉄道線(小田原〜箱根湯本間)において、ワンマン運転実施に向けた試験運用を開始することも明らかにしました。

◆小田急電鉄　プレスリリース
https://www.odakyu.jp/news/dq40940000001y56-att/dq40940000001y5d.pdf