9日、投開票日を迎えた大阪府知事と大阪市長のダブル選挙で、大阪府知事選は現職の吉村洋文さん(47)、大阪市長選は元府議・横山英幸さん(41)が当選を決めました。維新の勢いはその後も衰えず、大阪市議会では初めて過半数を超える46議席を獲得。府議会も前回に続き過半数を占めました。
大躍進から一夜明けた10日、ABCテレビの情報番組「newsおかえり」に吉村知事と横山市長が生出演し、当選の喜びと3度目の「大阪都構想」挑戦への可能性について語りました。「大阪都構想」をめぐっては、過去に2度住民投票で否決されており、2020年に吉村知事は「僕自身が都構想に挑戦することはない」としつつも、今回の統一地方選を経て「都構想をやってほしいという声が多かった。(任期の)4年間で何が起こるかわからない」と話しました。
番組には、選挙ウォッチャーとして全国の選挙を自分の足で取材しているというタレントの井上咲楽さんがゲスト出演し、”3度目の挑戦”ついて質問。吉村知事は「大阪維新の会として『都構想』の看板を下げたわけではない」としつつも、「選挙で公約に掲げているわけではないので、今すぐに何かを始めるというわけではない」と答えました。一方で「統治機構としては重要な制度だと考えている」「現時点で都構想をやらないとは断言できない」と含みを持たせました。
これを受けて、ABCテレビの木原善隆コメンテーターは「もし都構想を再挑戦するのであれば、公約に掲げた上で次の選挙で民意を問うべきでは」と指摘。吉村知事は「選挙という形をとるのには疑問が残る」「その場合、都構想に対してというよりは、大阪府政に対する信任・不信任が問われる形になる可能性もあると思う」と返しました。

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