今シーズン最も強い寒波が迫る中、去年12月の大雪で、最大1万7200戸となる大規模な停電が発生した新潟県佐渡市では…

【佐渡市職員】
「ガソリン携行缶、OK」

1月23日、市の職員が点検していたのは、災害用の備蓄品です。去年12月の停電の際、市民に提供した食料などが補充されていることを確認していました。

【佐渡市赤泊行政サービスセンター 佐々木太一 センター長】
「避難所開設となれば、発電機・燃料の供給、暖房器具の燃料、食糧の供給を行っていくことになる」

一方、羽茂地区では、停電の防止と道路の確保のため、竹を伐採し、処理する作業が急ピッチで行われていました。

【南佐渡森林組合 本間卓弥 参事】
「今、緊急事態で急を要する所から順番に回っている。前の復旧がまだ終わっていない」

東北電力も佐渡市での停電に備え、約50人の職員を事前に派遣し、備えています。

一方、佐渡市の渡辺竜五市長は、去年12月の停電対応の課題を踏まえ…

【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「停電と除雪の場合、早く孤立を解消して、自宅から出られるようにする。または1人暮らしの自宅に我々が行けるようにする。そのスピードが大事だと思っている」

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