中国・広東省で新型コロナのインド型変異ウイルスの市中感染が確認され、地元当局は120万人以上の市民を対象にPCR検査を行っています。

 門が開くと、我先にと人々が走りだします。向かう先は新型コロナのワクチン接種会場です。こちらの映像では警備員の制止を聞かず、人々が柵を乗り越えて会場に向かいます。

 接種を急ぐのは、インド型変異ウイルスの市中感染が見つかったからです。中国南部の広東省広州市では21日以降、インド型変異ウイルスを含む新型コロナの新規感染者が4人確認されています。地元当局は26日午後から、市民らおよそ123万人を対象にPCR検査を行っています。

 一方、四川省成都市のワクチン接種の列。横入りされないように前の人の肩を持って並んでいます。中国メディアによりますと、「四川省の一部地域でワクチン接種が有料になる」というデマが流れ、接種会場に市民が殺到したということです。(28日16:18)

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