ウクライナには数百両の戦車が軍事支援として提供されていますが、それらは全て旧ソ連製の戦車です。ゼレンスキー大統領は西側の主力戦車を求めていますが、それに対し、アメリカやNATOは一向に首を縦に振りません。それはなぜなのでしょうか。
アメリカを始めとしたNATOはウクライナのゼレンスキー大統領の求めに応じる形で、これまで多くの武器を支援してきました。攻勢に転じた今、特に求めているのが、戦車、自走砲といった重火器です。その求めに応じ、ドイツはPzh2000自走砲、フランスはカエサル自走砲、アメリカはHIMARSといった近代的な兵器を提供しています。それに対し、地上戦で主力となる戦車についてはポーランド、スロバキア、スロベニアなどから送られたソ連製の旧式のT-72戦車ばかりです。T-72は1971年にソビエト連邦が開発した2.5世代戦車。未だ、多くの国で現役で、その多くは近代化改修が施され、第三世代戦車と同等の能力を有しているものも多いですが、その性能は西側のレオパルト2やアメリカのM1A2エイブラムス、フランスのルクレールと比べれば見劣りします。そして、ウクライナは元よりソ連製戦車の設計製造、そして運用を行ってきた歴史から、ソ連製の戦車の弱点を熟知しており、ソ連製より、防護力、精度に優れる西側の戦車を欲しがっています。しかし、NATOにはそれを与えることができない事情があります。
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