2012年12月 放送作品
「鉄」は現代社会でさまざまに活用され、文明の発達に最も貢献してきた鉱物である。日本では独自のたたら製鉄が発達し、それを象徴する「日本刀」には、まるで現代のナノテクノロジーのような高い技術が使われていることがわかった。 そんな鉄が、実は地球という惑星の形成や、なんと生命の誕生にも関わり、鉄なくしては人類の存在さえありえなかったという。鉄を使った超伝導が世界を驚かせるなど、最先端の研究でも今なお注目される「鉄」の多面性に迫る。
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○日本独自・・・たたら製鉄と刀
○伝統的ナノテクノロジーで作られていた日本刀
○鉄と宇宙
○鉄が生命を誕生させた!?
○画期的な鉄系超伝導

【主な取材先】(2012年12月 当時)
大庭卓也さん(島根大学 金属物性学)
掛川武さん(東北大学大学院 地球科学)
川﨑晶平さん(刀工)
齋藤努さん(国立歴史民俗博物館 文化財科学)
藤代龍哉さん(研師)
細野秀雄さん(東京工業大学 材料科学)
宮本英昭さん(東京大学総合研究博物館 惑星地質学)

<『ガリレオX』番組ウェブサイト>
http://web-wac.co.jp/program/galileo_x/

★渡邉妙子氏著『日本刀は素敵』はコチラから!

#鉄
#日本刀
#japanesesword

19 Comments

  1. これほど科学技術が発展した現代であっても、鎌倉時代に創られた刀の謎は未だに解明されていない。これはどういうことなのだろう。
    同じ鉄を使っていても、その微細構造を見ると、現在では不可能な材料があり、それを復元する事は未だに出来ていない。日本刀、その
    中でも古刀と言われる鎌倉期の刀の謎は永遠に解明されないかもしれない。

  2. 鉄の惑星。生命は身の回りに有る物を利用して自身の糧として進化してきました。(自明の理ですが)。
    星が核融合の最期の段階で鉄を作り出し、一生を終え、其れが宇宙に拡散して惑星の基に成って居る(ケイ素も)。
    生命は、ケイ素の大地(海も)に住み、人類は鉄を最大限に利用しています。
    此の事実は、初めから其の様に成る為に、宇宙はお膳立てされて居るとしか思えません!。
    此の事だけに限らず!。
    宇宙は不思議な物です!。
    据え膳食わぬは、生命の不覚?。

  3. 砂鉄を不純物が多いので、そのまま使う製鉄法で、不純物を取り除いて溶解法で作るのが、古代鉄では、丸作りの刀になるのでは!技術は低コストに流れるので、高コスト技術は捨てられるのは自然な流れ。

  4. 折り返し鍛錬、包金で日本刀は作られると言いますが、
    古刀を見ると違っていて包み込みではなく丸鋼や上下に繫いだだけの構造が多いようです。
    丸鋼といっても折り返しでない、微細と言うよりは少し大きな分散のような構造で、鋼自体が方向性がなくとも、折れず曲がらず刃先硬度も高い、ダマスカスのようなものを細かくした感じです。
    持つと重さを感じさせない、不思議な感触は古刀以後消えてしまったようです。

  5. 日本刀の技術を身近に応用した製品が「ねじ」です。
    外側は堅く丈夫に出来ていて、内側(中身)は柔らかく粘り強いです。

  6. 鉄が生命誕生のカギだったとは!
    昔の人はどんな技術の探求の仕方をしてたのか?不思議!
    そして、現代に継承する伝統を大切にする精神は日本しかないですね!金型の設計制作に25年やってますが、未だに発見があります!

  7. Ich habe Gutes gehört! Die Supraleitung von Eisen ist erstaunlich, Sie können sie verwenden

  8. 宇宙からやって来た 鉄🥳
    生命の元  鉄🥳
    鉄 様々💟💞🥳✨🙏😘✨
    日本刀 と 宇宙
    やっぱり💞🥳🙏✨😘✨

  9. 鋼より炭素量が多い銑鉄は、何に使われているのでしょうか?

  10. 小さなたたらの鋼、色が黒く良くない。
    あんなに素人目に見ても違うのか

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