今から26年前の1995年1月17日の朝5時46分に発生した阪神・淡路大震災。この地震での犠牲者は6,434人に達し、第二次世界大戦後に発生した地震災害としては、東日本大震災に次ぐ被害規模となりました。さらに、冬季の早朝に発生し、自宅で就寝中の者が多かったため、主に圧死で6千人を超える死者を出しました。

そこで、ここからは、今夜からすぐできる「就寝時の地震対策」について、ご紹介します。

まずは「重いものの前で寝るのはできるだけ避ける」タンスやテレビ、本棚・食器棚などは、大きな地震の揺れによって倒れることがあるかもしれません。できるだけ、そのような重い家具の前で寝ることは避けてください。

そして「懐中電灯など灯りを近くに」地震発生後、夜暗い中で必要なものを探したり、周りの状況を把握するのに灯りは必須です。照明器具のリモコンが枕元にあっても、停電してしまうと意味がありません。

「スリッパなど足の裏を守るものを近くに」大きな地震によって足もとにいろいろなものが散乱した状態で、歩き回るのはとても危険です。また、足を怪我してしまうと、避難時のスピードも遅くなります。スリッパや靴などを準備し、足を入れる前に中が安全なことを確認してから履くようにしてください。

また、「携帯電話やスマートフォンは手に届くところに」いろいろな情報源となるのは、携帯電話やスマートフォンです。また周囲の方へ連絡を取るのにも使うので、非常に重要なものとなります。

被害が大きいと、長期間にわたって充電できないこともあるので、できるだけ充電もしつつ、モバイルバッテリーなども備えておくと安心です。今回ご紹介したものは、どれも簡単に今夜からできる対策ばかりです。就寝中に大きな地震など災害が発生した際でも、すぐに安全が確保できるように、見直してみてください。

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