三重県の沿岸部では23日、南海トラフ地震を想定した、大規模な防災訓練が行われました。

 午前9時に熊野灘沖で、マグニチュード8.7の地震が発生した想定の訓練は、三重県の沿岸部に位置し、津波で大きな被害が想定される尾鷲市、紀北町大紀町、南伊勢町で同時に行われました。

 このうち、メイン会場となった尾鷲市の尾鷲三田火力発電所の跡地では、消防や警察、自衛隊などおよそ2000人が参加し、土砂に埋もれた車から人に見立てた人形を救助する訓練や、放水訓練などを行いました。

 また尾鷲港では、津波で海に漂流した人を海上保安庁のヘリコプターで救助する訓練も行われました。

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