円安は家庭の電気料金にも大きな影響が出そうだ。
それが東北電力の『燃料費調整額』
発電に使用する原油などの値段が上がると、電気代に上乗せされている料金がある。
原料は輸入に頼っているから、円安であれば燃料費も上がるということ。
ただ、これまではこの調整額に上限があった。
「燃料費価格の大幅な上昇による大きな影響を和らげるため」だったが、12月の請求分から上限が撤廃される。
<どれくらい上がるのか?>
11月までは1kWhあたり3.47円で上限が続いた。
ただし、上限を無視すると、11月分は10.98円…標準的な家庭モデルで計算すると、約2000円上がる計算だ。
オール電化の家庭だと、月4000円前後上がる計算。
しかし、この11月分は1ドル134円で算出されていて、今148~149円台なので、今後は、より上昇することが懸念される。
福島県内の家庭などでは、自由料金プランに契約している27万口、約24%が対象となる。
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