聖光学院・山浅龍之介選手:「緊張とか不安はもちろんあるんですけど、自分には待つことしか出来ないので、当日呼ばれることを祈って待つだけだと思います」

運命の日を2日後に控えた10月18日、今の心境を語った山浅龍之介選手。
甲子園ベスト4の立役者の一人で、その守備力は全国トップクラスと評価されている。

聖光学院・斎藤智也監督:「ピッチャーの良さを引き出すのに、常に1球1球会話をしながら、ブルペンでボールを受けるというのを見ていて、あ、この子は伸びるなっていうのは最初からありましたもんね」

指導者の目にも留まったキャッチャーとしての能力。
投手のその日の調子を見極めた配球など派手なプレーには現れない部分も多いなか、山浅選手を語るうえで外せないのが、盗塁を阻止する力。

山浅龍之介選手:「キャッチャーとしてのインサイドワークであったり、スローイングの面を評価して、色んな球団さんからお話を頂いていると思うので」

捕球から2塁までの送球にかかる時間は1.8秒台。
プロ野球選手と比べても遜色がない。
山浅選手の守備力は、相手チームにとって脅威となっていて、夏の甲子園でも盗塁されるシーンはほぼなかった。

一方で、自らも課題に掲げるのが打撃力。
夏の甲子園後も週6日、徹底的に体を鍛えながらより「鋭く」「強い」打球を追い求めている。

聖光学院・山浅龍之介選手:「プロ野球選手になって活躍する、そういう目標、夢を持って、小学校野球を始めた時から、その夢を持ってやってきたので、そういう意味では、また次のステージにいい形で進んでいけたらいいなと思ってやっています」

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