1999年9月21日午前1時47分に、台湾中部・南投県集集鎮を震源としたマグニチュード7.3の地震、「921大地震(台湾大地震、台湾中部大地震などとも呼ばれる)」を受け、国民の防災意識と国家の防災能力を高めるため、政府は2000年に9月21日を「災害防救(防止救助)の日」と定め、2002年に現在の名称「国家防災の日」に改名した。
今年は921大地震から21年。中央気象局は21日午前9時21分に全国の4Gスマートフォン使用者に国家レベルの緊急警報(緊急速報メール)を配信、午前10時から10時10分に空襲警報システムを使って、津波警報も配信した。10時59分から11時1分の間、各ケーブルテレビが自動的に台湾の公共放送、公共テレビに切り替えられ、災害予防情報の試験放送が行われた。
なお、21日午前7時54分に、台湾南東部の海域でマグニチュード4.6の地震が発生し、離島・蘭嶼では震度4が観測されたが、各地に被害はなかったという。

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