小田急1000形未更新車最後のオリジナルカラー車である1251編成が引退しました。
 小田急電鉄は、今日6日、1000形未更新車最後のオリジナルカラー車である1251編成の営業運転を終了しました。最後の客扱いは、今日6日に運転された秦野市立小学校の修学旅行臨時列車となり、最後の定期運行は先月30日となりました。
 小田急1000形は、1988年にデビューした通勤車両です。安全性や省エネ性能、客室の快適性向上につながる大型リニューアル工事を経て、デビューから34年が経過した現在も第一線で活躍しています。
 しかし、リニューアルしていない未更新車が2編成現存しています。
 未更新車は、電磁直通ブレーキや方向幕を装備しています。廃車が進められ、1058編成と1251編成の2本が残っていました。
 1251編成は、1000形未更新車最後のオリジナルカラーの編成です。1000形初の6両として1988年にデビューし約34年間活躍してきました。しかし、ダイヤ改正による減便により余剰したことから新型車両5000形の増備を待たずに引退しました。
 1251編成の引退により、1000形未更新車は1058編成が残るのみとなりました。1058編成についても、2022年度中引退する予定で、今月末には団体臨時列車が運転されます。

◆【最後の10両編成での運転】小田急「1000形未更新車」さよならイベントとして臨時運転(2022年9月2日ニュース)

7 Comments

  1. 後は小田急“箱根登山線”用の4両編成1本だけですね。
    以前にもコメントしたかなと思いますが、6両編成は使い勝手がいいので江ノ電の305編成みたくリニューアル(電気指令式ブレーキに交換)してほしかったかなと思いますね。

  2. 残り未更新車は、箱根登山色1058Fのみになりましたね、最後のイベントをトラブルにならないように頑張って欲しいですね。