先月の地震で被害を受け通行止めが続く伊達市と桑折町の橋の復旧に向けて内堀知事が国に支援を求めました。

内堀知事:「本日は3月16日に福島県沖で発生した地震によって被災した橋梁、橋の復旧のための緊急要望をさせていただきます。」

オンラインで結んだ先の斉藤国土交通大臣にこう切り出した内堀知事。3月16日の地震で福島県が管理する伊達市の伊達橋と桑折町の伊達崎橋では橋桁がずれて段差ができるなどしたため通行止めが続いている。

復旧には専門的な技術が必要なうえ、対応する職員が不足していることなどから県に代わって国が復旧を進めるよう求めた。

福島県土木企画課・芳賀英幸課長:「人家等が隣接していて限られたスペースの中で対応しなければならないというような部分で技術的難易度が高いという風に判断しまして、国の方へ要望している状況でございます。」

県によると、斉藤大臣は「必要性についてしっかりと検討する」と回答。一方で、福島県は、伊達崎橋について応急的な仮復旧が済んだとして、あす午前9時の通行止め解除を発表。ただ、大型車の通行は認めず、震度4以上の地震が発生した場合には再び通行止めにすることにしている。1日に1万9000台が通行し災害時の物資などの輸送ルートにも指定されてきた伊達橋と伊達崎橋。一日も早い復旧が求められている。

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