先週の猛暑から一転、今週は台風です。台風4号は今後の進路によって、東海地方にも接近する可能性があります。また台風から離れていても激しい雨がふる恐れがあります。
4日の東海地方は大気が不安定なため、朝から各地で雨が降ったりやんだりの天気となっています。午後3時までの最高気温は名古屋と豊田市で27.1℃、岐阜県多治見市で27.5℃など、暑さがピークだった1日と比べると大幅に低くなっています。
「梅雨明けたと思うんですけど、あんまり外にも出かけられないし、湿気もすごいので嫌ですね」(女性)
「先週は半そでだったんですけど、今日は長袖でもいいかなというふうに思いましたね。台風も来ているので、そこらへんで不快感というのは増してますね」(男性)
3日の東海地方は、台風4号からかなり離れていたものの、南から湿った空気が流れ込みました。このため、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に激しい雨が降りました。
雷が怖いのか、サルたちが身を寄せ合っている姿が…
名古屋市内でも道路が冠水。対向車が通るたびに、車の高さより高く水しぶきが上がっていました。特に、愛知県小牧市付近では、1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁が「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
三重県鈴鹿市で3日に撮影された映像では、道路を走る車はまるで川の中を走っているようです。
大雨の影響は動物にも。愛知県犬山市の「日本モンキーセンター」では、雷が怖いのか、サルたちが身を寄せ合っている姿がみられました。
台風が近づきつつある中、三重県の尾鷲港では午前中、台風に備えるようすが見られました。
「向こうの岸壁にいたが、台風が来るからこっちへ逃げてきた、避難した」(漁師)
朝8時ごろから、漁師たちが船を波風から守るため、移動させたりロープで固定したりするなど、台風に備えていました。
(7月4日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
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