最大震度6強を観測した中越沖地震から16日で14年です。

被害が大きかった柏崎市では、地元の人たちが犠牲者を悼み、黙とうを捧げました。

柏崎市の番神堂。今年も慰霊のための法要が行われ、地元住民などが参列しました。

「黙とうはじめ」

2007年7月16日 午前10時13分に発生した中越沖地震。

【当時のリポート】
「柏崎市内の上空です。至る所で何棟も家が倒壊しているのが見えます」

柏崎市と刈羽村で震度6強を観測し、あわせて15人が死亡。4万棟を超える住宅に被害が出ました。

あれから14年…。長い月日が経っても、被災した人たちの心には当時の恐怖が鮮明に刻まれています。

【参列者は…】
「家が半壊した。おっかなかった」
「友だちの家へ風呂に入りに行ったり、自衛隊の世話になったり。地震はいつ起きるかわからない常に準備しないといけない」

また柏崎刈羽原発では、運転していた3号機で変圧器の火災が発生するなどトラブルが発生。

安全への意識が問われた原発ではいまも、セキュリティの不備など次々と問題が発覚し、再稼働のめどは立っていません。

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