“離婚話”で事件に？結婚後も東京に住む妻に…死亡した資産家男性は「離婚する」と伝えていた（2021年4月30日）

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性を殺害したとして元妻が逮捕された事件。男性が元妻に「離婚する」と伝えたことが事件につながった可能性のあることがわかりました。

　須藤早貴容疑者（２５）は２０１８年５月に資産家の野崎幸助さん（当時７７）の口から致死量の覚醒剤を摂取させて急性覚醒剤中毒で殺害した疑いが持たれています。

　関係者によりますと、野崎さんは結婚後も須藤容疑者が東京のマンションに住み続けたことなどに不満を募らせ、「離婚する」と伝えていたということです。

　（元従業員）
　「『もう別れるんや』なんやと（野崎）社長が言ったり。『東京に新しいええ女がおるんや』と。『今度はそれと結婚するや』と」

　警察は須藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、離婚話が事件の動機になった可能性があるとみて捜査しています。４月３０日、須藤容疑者は勾留尋問のため裁判所に向かい、警察による本格的な捜査は５月１日以降になる見込みです。

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