県内でも高齢者向けの新型コロナワクチン接種の準備が進む中、アナフィラキシーショックに備えた講習会が沼津市で行われました。

 3月14日に行われた講習会には、高齢者向けの集団接種で対応に当たる沼津市や裾野市などの保健師など約30人が参加しました。新型コロナのワクチン接種では、命に危険が生じ得るアレルギー症状「アナフィラキシーショック」の心配がありますが、病院などと違い医療機器が十分ではない集団接種会場では、スタッフの対応が重要になります。講習会では、モニター心電図の使い方や症状が起きた時に投与する薬剤の使用方法について説明を受けました。
<沼津市新型コロナウイルスワクチン接種室 大里建一郎室長>「安全・安心な接種環境を作ることが重要と考えているので、講習を通じてそのような環境に努めていきたい」
 沼津市では4月中旬以降に高齢者のワクチン接種を始める予定で、市のワクチン接種室ではさまざまな準備を進めることにしています。

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