和歌山県田辺市で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性が殺害された事件で、男性は死亡する直前、逮捕された元妻と自宅でおよそ4時間にわたり2人きりであったことがわかりました。

 須藤早貴容疑者(25)は2018年5月、夫の野崎幸助さん(当時77)の口から致死量の覚醒剤を摂取させ、殺害した疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、事件当日、自宅には2人に加え家政婦がいましたが、家政婦は夕食を作り終えたあと、午後3時から4時ごろに外出。戻ったのが午後7時から8時ごろで、この間、防犯カメラの映像には家政婦以外の人の出入りは映っていなかったということです。

 野崎さんの死亡推定時刻は午後9時ごろで、警察は須藤容疑者が野崎さんと2人きりになったおよそ4時間に覚醒剤を摂取させたとみて調べています。(03日04:04)

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