藤井聡太五冠がタイトル防衛に「王手」をかけるかが注目される、棋聖戦五番勝負。次の第4局は、名古屋大須の「万松寺」です。

1000万円に迫るお値段

「こちらが決戦の舞台となる対局場です。普段は、応接室として使っているため、フローリングのマットが敷かれていますが、めくると畳があります」(石神愛子アナウンサー)

 去年に続き、棋聖戦の“第4局”の会場に選ばれた万松寺。
 去年は、藤井五冠が初戦から3連勝したため、実現しませんでしたが…。
  
「伊藤さん、決まりましたね」(石神アナ)
「おかげさまで」「着々と準備は進めています」(万松寺・伊藤聖崇さん)

 対局で使われる予定の「将棋盤」と「駒」はいずれも最高級品で、合わせると1000万円に迫るお値段です。
 また、棋士の好みに合わせるため、色々なタイプの座布団を用意。

「まあ、お寺なので座布団はたくさんあるので、っていう感じですね(笑)」(伊藤さん)

音にもこだわる

 さらに対局当日には…。

「お参りにかかせないこの鈴も、当日は取り外されるということです」(石神アナ)
 対局に集中できるよう、当日は音にも注意を払います。金属製の賽銭箱も、木製のモノに取り替えます。

「商店街の人にも協力していただいて、商店街で流れているBGMだったりを止めて、対局の向けて万全の音対策をしようかなと」(伊藤さん)

20種超の勝負めし

 そして、気になるのが“勝負めし”と“おやつ”です。

「勝負めしは、名古屋の地の物。あとは大須商店街の中から出せるものは出そうと思っています」(伊藤さん)

 “勝負めし”については、大須商店街の店を中心に7店に依頼していて、約20種類以上のメニューを用意するそうです。

「永瀬王座は、割とガッツリ食べられる方なので肉類だったりとか。藤井棋聖の方は、冷たいうどんとかを召し上がることが多いと思いますので、そういうものだったりとかをチョイスしながらメニューを作らせていただいてます」(伊藤さん)

 おやつは、ケーキや和菓子など11種類を用意しています。

棋聖戦特別バージョンも

 名古屋土産で人気の「カエルまんじゅう」をマリトッツォ風にした「ケロトッツォ」と、「鯱もなか」のセット。誰を意識して選んだメニューかというと…。

「藤井さんが選ぶとしたら、こちらかなと思ってます。一番有名なところだと“ぴよりん”なんかを選んでますし」(伊藤さん)

 ババロアは棋聖戦特別バージョンということで、王将の駒のチョコレートがトッピングされています。

 また、おやつと一緒に出すコーヒーは近くの老舗コーヒー店から仕入れ、ホットとアイスで3種類ずつ違う豆を用意するそうです。

 さらに、対局を盛り上げるため、藤井五冠と永瀬王座のイラストが描かれた限定の御朱印2種類を、7月5日から販売します。

「2つで1つのイラストになるように作っています。どちらにせよ、(どちらかが)2勝1敗でこの対局場を迎えることになりますので、タイトルがかかった勝負になりますが、万全な対局会場を用意させていただきたいと思います」(伊藤さん)

 タイトルの行方がかかった万松寺での第4局は、7月17日です。

(7月5日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

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5 Comments

  1. 藤井君の将棋の内容の凄さを説明してください。
    物や食べ物ばかり宣伝して、せっかく若い子に将棋を浸透させる機会もだし、藤井君が可哀想です。

  2. 永瀬王座と言えばバナナでしょう なんでバナナを用意してないの???

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