「そうだ、人間一匹生まれ変るなあ容易いこっちゃあねえ、けれどもおらあやるんだ、」
青空文庫より『お美津簪』(山本周五郎)を朗読しました。

チャプター
00:00 一
06:27 二
12:48 三
20:52 四
26:58 五
33:49 六
40:53 七
48:49 八

山本周五郎の作品は、主人公に限らずどの登場人物も大変魅力的です。
この作品でも、ほとんどの人物はそのワンシーンのためだけに出てきますが、それでもその人物がどう生きてきて、そしてその先どう生きて行くのか感じられることが多いです。

それぞれの人生が交差する一瞬の光を、これからも読み解いていきたいですね。

#山本周五郎 #時代小説

音楽:
https://www.bensound.com/
https://dova-s.jp/

3 Comments

  1. 視聴を始めると結末が怖そうで途中で止めました。でも、やっぱり視聴したくて、、、。それを3回繰り返しました。タイトルの意味も分かり、安心して就寝しました。いつもありがとうございます。

  2. 山本周五郎先生中心に朗読を拝聴しています。柘榴と同じ悲しい別れの話ですが、どこか救いがあるのが山本先生の心根だとかんじます。今回の話はショウさんの魂は長崎船と共に故郷に帰ったんだろう…とかお美津の今後に思いを馳せました。

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