株式会社飛鳥新社(東京都千代田区)は、2026年9月30日に発売した書籍『店長、パスタに箸をつけたらお客様がキレました。〜コンビニで働く外国人たちと店主一家の23年〜』(村尾信一・著)について、発売から13日で重版を決定したと発表しました。

深刻な人手不足に直面した一軒のコンビニを舞台に、外国人留学生たちと店主一家がともに歩んだ23年間を実話に基づいて描いた作品です。著者は、セブン‐イレブン・ジャパン本部に30年間勤務し、約2000店の加盟店オーナーと関わってきた村尾信一氏が務めています。

西麻布のコンビニで起きた店主一家と留学生たちの物語

大手コンビニ3社だけでも外国人スタッフが8万人を超える中、本書は東京・西麻布のコンビニを舞台に展開します。

50歳で百貨店を退職し、妻とともに長崎から上京して店を開業した坂本哲郎さんは、売上不振や相次ぐクレーム、人手不足に直面しました。その店を支える存在となったのが、ネパールや中国などから来日した若い留学生たちでした。

坂本さんは仕事面だけでなく、学校や住まい、結婚、在留資格といった生活上の悩みにも寄り添い、留学生たちから「日本のお父さん」と呼ばれるようになります。その後、留学生たちは正社員となり、店長として店を任されるまでに成長していきました。

文化の違いによるすれ違いと現場での成長

タイトルの由来は、ある外国人スタッフがコンビニでパスタを購入した客に箸をつけたところ、激しく怒られた出来事に基づいています。日本人にとっては身近な接客ルールでも、文化が異なる外国人スタッフにとっては理解が難しい場面があります。

本書では、日本人と外国人の間で起こる小さなすれ違いを描きつつ、留学生たちが仕事を覚えて店に欠かせない存在になっていく姿を取り上げています。国籍や年齢が異なる人々がひとつの店舗で働き、信頼や絆を深めていく過程を伝える内容となっています。

本書には、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン元代表取締役社長の古屋一樹氏が推薦の言葉を寄せています。

古屋氏は「人手不足、苦情、失敗、衝突——それでも店を開け続け、人を育て、地域の日常を支えていく人たちがいる。長くコンビニに携わってきた私にも、現場で働く一人ひとりの息づかいが伝わってくる一冊でした」とコメントしています。

書籍概要

書名:『店長、パスタに箸をつけたらお客様がキレました。〜コンビニで働く外国人たちと店主一家の23年〜』著者:村尾信一出版社:飛鳥新社発売日:2026年9月30日定価:1,650円(税込)仕様:四六判・並製・256ページISBN:978-4-86801-165-1書籍詳細:https://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/%209784868011651.php

本記事は株式会社飛鳥新社の発表をもとに作成しました。

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