【明かされる未公開DM】ALS患者と医師だけが知る、最期のやり取り/映画『京都ALS患者嘱託殺人事件』予告編

死の直前まで続いた二人のやり取り。 なぜ一線を越えたのか? 『マミー』 二村真弘監督最新作『京都ALS患者嘱託殺人事件』予告編が解禁!

この度、本作の本予告編が完成した。

事件そのものの衝撃に焦点をあてた特報にたいして、本予告編では、事件で亡くなった林優里さんとSNSでつながっていた人々の証言、主犯医師・大久保愉一との間で交わされていた未公開のDMが、この事件がなぜ起きてしまったのか、裏側には何があるのかを紐解く鍵として示される。インターネット上にいまも残されている林優里さんの声を映画に吹き込んだのは、俳優の田畑智子。

2019年11月30日夕刻、「京都ALS患者嘱託殺人事件」発生――

ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う林優里さん(当時51歳)から依頼され薬物を投与し殺害したとして、2020年7月、二人の医師が逮捕された。一人暮らしの彼女は事件当時、眼球しか動かせず、痰吸引や胃ろうからの食事、排せつなど24時間の介助が必要だった。主犯の大久保愉一と接触したのは、彼女が“安楽死”を望む言葉を度々投稿していたSNS。

大久保らは事前に報酬として130万円を受け取り、初対面からわずか15分程度で殺害を実行した。さらに捜査で過去の殺人事件への関与も浮上。メディアは大久保の過去のブログなどから「ドクター・キリコ」への憧れや生命軽視の姿勢を大々的に報じ、〈狂った医者〉〈優生思想の殺人鬼〉と苛烈に非難。世間もまたそれに同調し責め立てた。そして25年、嘱託殺人罪などで懲役18年の刑が確定した。

監督は、「和歌山毒物カレー事件」に挑んだ『マミー』(24)で自らの闇をも曝け出し鮮烈な印象を残した二村真弘。

優里さんの父親、SNS上での彼女を知る元看護師や難病当事者、医療とケアの専門家たちへの取材を重ね、彼女の人生を掘り下げていく。そのなかで見えてきた制度の未熟さ。明らかになる外界から完全に遮断されるかもしれない恐怖、そして、身体が訴え続ける生への渇望。一方で二村は、大久保の半生を辿るべく、母親やかつての医師仲間を訪ねる。さらに供述分析を独自に実施し、大久保が収監される大阪拘置所へ――。

「死にたい」、その言葉の奥にあるもの。ひとりの女性の声が受け止められない社会の空白地帯で、死の直前まで続いた二人だけのやり取り。私たちが目を背け続けている何かが、未公開のDMとそれぞれが語る“事実”から浮かび上がってくる。
『京都ALS患者嘱託殺人事件』は2026年10月31日公開

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#京都ALS患者嘱託殺人事件#二村真弘 #田畑智子

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