【谷崎潤一郎『刺青』】死を待つ彫り師、女の背中に“蜘蛛”を刻む/映画『刺青』予告編
谷崎潤一郎、処女作にして最高傑作が鮮烈に甦る…死を待つ彫師と、永遠の美を宿す女。ふたりがたどり着くのは、欲望か、純愛か。快楽と痛みのはてを描き出す、究極のフェティシズム・ラブストーリー。菅野恵×淵上泰史共演『刺青』予告編!
美の追求と人間の欲望、快楽と痛みが交錯する耽美文学の真髄に迫った谷崎潤一郎の出発点とされる傑作。増村保造、曽根中生、佐藤寿保ら名手によって映像化されてきた官能とフェティシズムの金字塔が、現代的解釈を加えたオリジナルストーリーとして令和に蘇る。
解禁された予告では、愛を求めさまよう女・チサトと、彫り師・清二の出会いから、清二がチサトに欲望を燃やす様子、そしてふたりが全てを捨てた逃避行へ向かう様子が、情感たっぷりに描かれる。
真摯に生きるがゆえ裏切りにあい、心に深い傷を負う独な女・チサト(菅野恵)は、病魔に蝕まれつつある彫り師・清二(淵上泰史)と運命的に出会う。清二は、自らの衰えゆく身体に抗うかのように、チサトの背中へ蜘蛛の刺青を刻み込みたいという欲望を燃え上がらせていく。
清二の幼馴染であり荒んだ生活を送る隆(佐伯大地)、清二のすべてを見届けてきた彫り師の師匠(村田雄浩)、物語のキーとなるミステリアスな女(小原徳子)の姿もあり、濃密なドラマに関わっていくことを予感させる。
やがて清二は隆、そしてチサトと共にこれまでの人生を投げ打ち、一筋の救いの光を追い求めるかのように逃避行へとひた走る。背徳と快楽に満ちた旅路の果てに彼らが見る景色とは…谷崎の耽美主義を奇才・いまおかしんじ監督が現代的に再解釈し、観る者を底知れぬ美の世界へ誘う、新たなる傑作を予感させる予告編に仕上がっている。
メガホンをとるのは、ジャンルにとらわれず縦横無尽に多彩な作品を手がけ、人間の愚かさと愛おしさを描き続ける いまおかしんじ。谷崎文学の持つ倒錯した美学を継承しつつ、孤独な者たちが寄り添い合う現代的物語へと昇華させた。
『刺青』は2026年11月13日公開
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#刺青 #谷崎潤一郎 #菅野恵 #淵上泰史 #いまおかしんじ
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