第83回ヴェネチア国際映画祭のラインナップが発表された。5月に開催されたカンヌ国際映画祭同様、ヴェネチアでも作家性の強い監督による独立系の作品が中心で、大手スタジオによる作品は、賞を競わないアウト・オブ・コンペティション部門に出品されたディズニーによるオアシスのライブドキュメンタリー『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』のみとなった。一方で、ジョージ・クルーニーとエレン・バースティンに生涯功労賞が贈られるほか、ペネロペ・クルスやロバート・パティンソン、アリシア・ヴィキャンデル、ノエル&リアム・ギャラガー兄弟も来場するものとみられ、今年も華やかなレッドカーペットが期待できそうだ。

コンペティション部門に選出されたのは、マーティン・マクドナー監督が1973年のチリ・クーデター前夜のCIA工作員を描く『ワイルド・ホース・ナイン』、ハビエル・バルデムとペネロペ・クルスが実生活同様カップルを演じる心理スリラー『Bunker(原題)』、ダニー・ボイル監督がガイ・ピアーズとジャック・オコンネルを主人公に迎え、英タブロイド紙『The Sun』創刊の裏側を描く『Ink(原題)』、実の姉妹であるルーニー・マーラとケイト・マーラが双子役を演じるヴェルナー・ヘルツォーク監督の『Bucking Fastard(原題)』、ケイシー・アフレック3作目の長編映画となるゴシックミステリー『Company(原題)』など20作品。女性監督による作品は、デンマークのメイ・エル・トーキー監督による『Kvinde Ukendt(原題)』のみだった。

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