米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2026の各部門ノミネート作品および特別上映作品が、映画祭オフィシャルサイトにて発表。あわせてチケット販売もスタートした。

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026が開催!ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026が開催!
発表されたのは、「シネマエンジニアリング」のテーマのもと、来年のアカデミー賞へのノミネート権とグランプリ=ジョージ・ルーカスアワードをかけたライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のコンペティションに加え、「Cinematic Tokyo」や「Women in Cinema」、「Shibuya Diversity」など、世界の最新ショートフィルム250点余りで、豪華なラインナップとなっている。

「Cinematic Tokyo プログラム」のラインナップ「Cinematic Tokyo プログラム」のラインナップ
なかでも、世界の多様な価値観を、人間にとってユニバーサルな「食」の視点でつなぐ「カリナリープログラム:食の記憶」や、アニメーションから舞踊、音楽、ファッションまでを会場となるMoN TakanawaのTatamiの間で体験する「アートプログラム」は、2026年注目のプログラムとなっている。

■特別上映作品には、日本初公開作品も続々登場!

ミシェル・ヨー主演『サンディワラ』監督:ショーン・ベイカーミシェル・ヨー主演『サンディワラ』監督:ショーン・ベイカー
ショーン・ベイカー監督と、ミシェル・ヨー主演のマレーシアの夜市を舞台にしたコメディ『サンディワラ』や、『エターナル・サンシャイン』(04)のチャーリー・カウフマンが監督する詩的で幻想的な『青い世界の扉が開くとき』といった映画好きにはたまらない特別上映作品のほか、韓国プログラムには、K-POP界のプリンスと呼ばれるSHINeeのリーダー、オンユが主演するホラー作品『4時44分 恐怖の時刻』や、「私の解放日誌」のソン・ソックが制作、ほぼ全編一人芝居で緊迫感あふれるサスペンス『夜釣り』なども上映される。

■オダギリジョー、有村架純ら豪華キャストの主演作や又吉直樹脚本作品もコンペ入り

【写真を見る】オダギリジョー、有村架純のW主演映画『mopim(ムパン)』(監督:水落豊)も上映【写真を見る】オダギリジョー、有村架純のW主演映画『mopim(ムパン)』(監督:水落豊)も上映
優秀賞が翌年のアカデミー賞短編部門へノミネートできる権利をもつコンペティション部門。ジャパンカテゴリーには、オダギリジョーと有村架純主演の全編バーチャルプロダクションの『mopim(ムパン)』、太田奈緒(元AKB48)主演、ワンカットで紡がれる物語『まわりまわる』、芥川賞受賞の又吉直樹(ピース)が原作、脚本を手掛けた時代劇『死生の峠』など話題作が多数選出された。

レネー・ゼルウィガー監督『モクモクぷんスカくもがやって来る』レネー・ゼルウィガー監督『モクモクぷんスカくもがやって来る』
国外作品でも、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのレネー・ゼルウィガーが監督を務めるアニメーション『モクモクぷんスカくもがやって来る!』、ミシェル・ヨーがプロデュースするムエタイをテーマにしたドラマ作品『僕らはファイター』、ティルダ・スウィントンがパゾリーニの遺した芸術をあらためて見つめ直すドキュメンタリー『エンボディーング・パゾリーニ-引き寄せの法則』など話題必然のショートフィルムが選出された。

■齊藤工プロデュース作品が「カリナリープログラム:食の記憶」に登場

齊藤工プロデュース『私たちが麺処まろに通うまでに至った件』監督:小山巧齊藤工プロデュース『私たちが麺処まろに通うまでに至った件』監督:小山巧
今年特集する「カリナリープログラム:食の記憶」には、実在するラーメン店「麺処まろ」をモチーフに、齊藤がプロデュースするショートフィルム『私たちが麺処まろに通うまでに至った件』や、「アートプログラム」では、シシヤマザキによるアニメーション『くるくる』、また、昨年からも増加傾向のAIを活用したショートを特集するAIプログラムにも熱い視線が向けられている。

又吉直樹原作・脚本、戸塚純貴主演の時代劇『死生の峠』監督:ヘソ又吉直樹原作・脚本、戸塚純貴主演の時代劇『死生の峠』監督:ヘソ
なお、TAKANAWA GATEWAY CITYに今年新たにオープンした「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」で開催する映画祭のオープニングセレモニー&レッドカーペットには、映画祭代表の別所哲也、映画祭アンバサダーのLiLiCo、映画祭ナビゲーターの長浜広奈、是枝裕和監督(TAKANAWA GATEWAY CITY AWARD)、森川葵、前田旺志郎など豪華ゲストが登場予定(※一部ゲストはオープニングセレモニーのみ登壇、変更の可能性あり)。ぜひ、チケットは早めに手に入れていただきたい。

文/山崎伸子

WACOCA: People, Life, Style.

Pin