『ポンヌフの恋人』の祝祭の裏で誕生したパリの新たなシンボル「新凱旋門(グランダルシュ)」建設の舞台裏を描く『新凱旋門物語』ショート予告編【2026年7月17日公開】

第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『The Great Arch(英題)』が邦題『新凱旋門物語』(配給:ミモザフィルムズ)として、7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほかにて全国公開される。

『ポンヌフの恋人』の祝祭の裏で誕生したパリの新たなシンボル「新凱旋門」クレス・バング、スワン・アルロー、グザヴィエ・ドラン 実力派が集結!

 エッフェル塔や凱旋門に次ぐパリのシンボル通称「新凱旋門(グランダルシュ)」。ルーヴル美術館のガラスのピラミッドから一直線に連なる「パリの歴史軸」上にそびえるひと際異彩を放つキューブ状の巨大建築だ。完成は1989年7月14日、フランス革命200周年の記念日で、レオス・カラックスの名作『ポンヌフの恋人』のなかで花火が夜空を彩った、あの歴史的な一日に誕生した。

 その完成の裏には、ひとりの建築家の運命を揺るがした知られざる物語があった。時の大統領フランソワ・ミッテランが主導する国際設計コンペで大抜擢され、巨大国家プロフェクトに翻弄されていくデンマーク人建築家を演じるのは、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で世界的注目を集めたクレス・バング。主人公と協同する実務派の建築家役には『落下の解剖学』で話題を呼んだスワン・アルロー。ふたりの間を取り持つ官僚役としてグザヴィエ・ドランが『幻滅』以来3年ぶりにスクリーンへ登場する。

 今回解禁された予告編は、大統領官邸エリゼ宮から幕を開ける。ミッテラン大統領が国際設計コンペの優勝者として選んだのは、無名の建築家スプレッケルセンの名だった。一夜にして時代の寵児となった彼は、エッフェル塔、凱旋門、ポンピドゥーセンターに続く新たなパリのシンボルを建設する巨大プロジェクトに挑む。理想に燃えるスプレッケルセンは、イタリア・カッラーラ産で、ミケランジェロの《ピエタ》と同じ大理石を求めて現地へと向かうが、その選択は工期、予算、政治的圧力など現実の制約と衝突していくことになる。理想を貫くのか、それとも現実と折り合いをつけるのか。クレス・バング、スワン・アルロー、そしてグザヴィエ・ドラン三者の緊張感あふれる対峙も大きな見どころとなっている。

■ストーリー
 1983年、パリ。ミッテラン大統領はフランス革命200周年を祝う新モニュメントの建設を構想していた。国際設計コンペで選ばれたのは、無名のデンマーク人建築家ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン。イタリア・カッラーラ産の大理石によるキューブ状のアーチと、そのふもとに雲のような屋根が浮かぶ大胆なプランは、大統領の心を射止め、彼を一夜にして時の人にした。しかし、完璧を追い求める彼の前には、予算や政治的圧力、周囲の思惑が立ちはだかる。理想を貫くか、現実に折り合いをつけるか。巨大プロジェクトの渦中で、一人の建築家が下す“ある決断”とは――。

監督・脚本:ステファン・ドゥムースティエ
出演:クレス・バング、スワン・アルロー、グザヴィエ・ドラン
原作:「新凱旋門物語 ラ・グランダルシュ」 ロランス・コセ著 北代美和子訳(草思社)
2025/フランス・デンマーク/フランス語・英語・デンマーク語・イタリア語/106分/1.37:1/5.1ch
原題:L’Inconnu de la Grande Arche 英題:The Great Arch
字幕:齋藤敦子
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ、デンマーク王国大使館
協力:ユニフランス
配給:ミモザフィルムズ
©2025 AGAT FILMS, LE PACTE 
公式サイト:https://mimosafilms.com/thegreatarch/

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