スティーヴン・キングの小説を『ドクター・スリープ』(19)でもキング作品を映像化したマイク・フラナガン監督が映画化し、第49回トロント国際映画祭で最高賞である観客賞に輝いた『サンキュー、チャック』(5月1日公開)。このたび、本作の宣伝アンバサダーを引き受けた斎藤工が、熱い想いを語るインタビュー映像が公開された。
【写真を見る】主演は「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」シリーズのトム・ヒドルストン[c] 2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年に作家生活50周年を迎えたキング。新作小説は常にベストセラーランキングを席巻し、キングに影響を受けたテレビシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が世界的大ヒットを記録するなど、いまなお絶大なる人気と評価をアップデートし続けている。そんなキングが2020年に発表した「The Life of Chuck」を映画化したのが本作。監督、脚本は『ジェラルドのゲーム』(17)、『ドクター・スリープ』に続き、キングとの信頼の絆で結ばれたフラナガンが担当する。
主演には、「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」シリーズで活躍するトム・ヒドルストンを迎え、アカデミー賞作品賞受賞作『それでも夜は明ける』(13)で主演を務めたキウェテル・イジョフォーや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン、『ルーム』(15)で数々の賞に輝いたジェイコブ・トレンブレイ、「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみのマーク・ハミルなど、実力と人気を兼ね備えたスターキャスト陣の共演が実現した。
本作の宣伝アンバサダーに就任したのは、俳優、映画監督、写真家として幅広く活躍し、自ら監督を務めた『blank13』(18)が上海国際映画祭に出品されるなど、映画人としても知られる斎藤。本映像は斎藤の作品に対する熱い想いの詰まったトークと共に、そこで語られる本編シーンやメイキングも垣間見える特別映像となっている。
「今年1本観るとしたらこれでいい。これがいい!」と明言する無類の映画好きとしても知られる斎藤は、今回宣伝アンバサダーを引き受けるにあたり「映画ファンとしても少し“アンバサダー”というシステムに違和感を感じることがあり、本当に心が動いて、その映画になにかを感じた方が務めるべきだ」と考えていることを明かし、自身の公開作も控えるなかで引き受けるべきかを悩んだという。ただ、「時折、いろいろな状況や環境、考えを凌駕する作品に出会えるのが映画」だと考える斎藤にとって、「その大いなる1つであった」とし、観終わったあとに「これは絶対になにか意味がある、縁があると確信し、むしろこちらから(宣伝アンバサダーを)志願させていただいた」と異例の経緯で就任したことを語っている。
さらに、「”自分の人生も、1人1人の人生も1つの宇宙だ”ということを教えてもらった。自分のなかの感覚的に“こうなんじゃないか”と思っていたことが、答え合わせのように、この映画によって正解に導かれた気がした」とし、本作の鑑賞が「こんなに心の深い部分に触れられたのは初めて」とかつてない映画体験だったと語る。
「登場人物になりきった最大の瞬間に“ぶった切られる”。しかし、その一見ブツ切りに見える断片が、最終的には1章に繋がっていく。この分断がなければないカタルシスであり、その見事さ、建て付けの妙に、エンドロールで拍手したくなった」と最上級の賛辞を贈り、本作ならではの緻密な構成と圧倒的な没入体験を振り返った。
自ら宣伝アンバサダーを志願するほど斉藤を惹きつけた『サンキュー、チャック』の魅力とは?ぜひ劇場で目撃してほしい。

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