「Yoshi and the Mysterious Book」画像=Nintendo提供
Nintendoは、ヨッシーシリーズの親しみやすさを残しつつ、冒険性とビジュアル表現を大きく刷新した新作「Yoshi and the Mysterious Book」を発売する予定だ。Switch 2用タイトルとして予約を受け付けており、発売日は5月21日。米Engadgetが4月22日(現地時間)に伝えた。
新作では、従来の横スクロール主体のアクションから一歩踏み出し、探索とパズルの要素を強めたアドベンチャー作品へと再構成した。子どもでも遊びやすい難度を維持しながら、大人のプレイヤーも楽しめる奥行きのあるゲームプレイと独自のビジュアルスタイルを打ち出す。
大きな変更点の1つがビジュアル演出だ。これまでの作品では布やクラフト調の質感が前面に出ていたのに対し、今作は子どもが寝る前に読む絵本のような世界観をコンセプトに据えた。
水彩画調の手描きイラストにセルアニメーション風の効果を重ね、奥行きのある画面を表現。さらに、コマ送りのようなストップモーション調の動きによって、ページをめくるような没入感を狙ったという。
ゲームプレイの仕組みも大きく見直した。卵投げ、ヒップドロップ、フラッターキックといったおなじみのアクションは維持しつつ、新たに加わった「しっぽ攻撃」が戦略の軸になる。
ヨッシーはこのアクションで敵を背中に乗せ、その特性を利用できる。花を咲かせたり、隠された秘密を見つけたりと、ステージ内のさまざまな要素と連動する仕組みだ。敵を食べて卵に変える従来の流れに加え、敵を生かしたまま活用する探索の面白さを打ち出した。
ゲームの進行は非線形で、自由度を高めた。プレイヤーは虫眼鏡を動かしてキャラクターを選び、ステージを開放する。クエストで集めた星を使って、次に向かう目的地も自分で決められる。
ステージクリア後には、物語の語り手であり、本そのものでもある「Mr E.」を通じて、新たに出会ったキャラクターに自由に名前を付けられるカスタマイズ要素も用意した。
難度面では、ヨッシーをダメージを受けない無敵状態にできる設定を用意し、遊び始めやすさを高めた。一方で、高所へ進むために特定の音階に合わせて敵の頭を踏まなければならない場面など、正確な操作を求めるチャレンジ要素も随所に盛り込んでいる。
また、敵がしつこく追いかけてきて行動を妨げるため、ダメージの有無にかかわらず、目標達成には戦略的な立ち回りが欠かせないとしている。
「Yoshi and the Mysterious Book」はSwitch 2用として予約販売を実施中。価格はパッケージ版が7万8000ウォン、ダウンロード版が6万9800ウォン。単なる続編にとどまらず、Nintendoの創造的な実験精神が色濃く表れた作品とみられる。
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