米CBSの人気ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のリロイ・ジェスロ・ギブス役として長年ファンに愛されてきたマーク・ハーモンが、俳優としてのブレイクを掴むきっかけとなった驚きの実話を明かした。
『NCIS』ギブス役マーク・ハーモンの降板を振り返る…理由や反響は?
大ヒット犯罪ドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』で、長年 …
広告業界から俳優へ、ゼロからの挑戦
4月16日にYouTubeで公開されたポッドキャスト番組『The Fifth Column(原題)』に出演したマークは、かつてマーチャンダイジング・ディレクター(商品企画責任者)から俳優へと転身した当時の心境を振り返った。
ハリウッド女優のエリス・ノックスと、フットボール界の伝説的選手トム・ハーモンを両親に持つマーク。1973年に『Ozzie’s Girls(原題)』への客演でキャリアをスタートさせたが、当時はまだ道筋が見えていなかったという。
「広告の仕事に限界を感じていた。とにかく別の道に進まなければならないと両親に告げたよ。演技クラスには通っていたが、そこからどう進めばいいのか分からなかった。エージェントもいなかったし、途方に暮れていたんだ」
大物プロデューサーへ直接電話
そんなある日、彼はテレビドラマ『ドラグネット』を観ていた際、画面に映し出された制作会社「マークVII・リミテッド」のロゴに目が止まった。そして意を決し、同社を経営する俳優兼プロデューサー、ジャック・ウェブに直接電話をかけるという大胆な行動に出る。
「電話帳で番号を調べて、そのまま電話したんだ。電話に出た秘書は、僕の電話を取り次ぐ必要なんてなかったはずだが、なぜか繋いでくれたんだ」と語る。
ウェブと数分間話すと、「一度、直接話しに来ないか?」と誘いを受けることに。当時のユニバーサル・スタジオにおいて、マークVIIは絶大な影響力を持つ制作会社だった。マークは「もちろん、と答えて乗り込んだよ」と振り返った。
この一本の電話が実を結び、マークは1975年、ウェブがプロデュースするドラマ『特捜隊アダム12』のガス・コービン巡査役を射止めた。彼は「もし電話に出なかったらすべては終わっていた。彼は本当に親切だった」と感謝を述べている。
これを機に、マークは『女刑事ペパー』(1975年)や『ラバーン & シャーリー』(1976年)へのゲスト出演を重ね、『カムズ・ア・ホースマン』(1978年)などで映画界にも進出。1983年のドラマ『セント・エルスウェア』のロバート・コールドウェル医師役で大きな注目を集め、1986年には米People誌が選ぶ「最もセクシーな男」に選出されるまでのスターへと登り詰めた。
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22はHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)

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