米CBSの大人気ロングラン犯罪捜査シリーズ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン23の最新エピソード(第16話)が4月14日に全米で放送され、ベテラン捜査官ティモシー・マクギー(ショーン・マーレイ)が自身の過去のトラウマを糧に、ある生存者の心を救う姿が描かれた。

(※以下、『NCIS』シーズン23 第16話のネタバレを含みます。)

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現在、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』が、その歴史において …

過去の凄惨な経験が物語の鍵に

最新話では、人道支援機の墜落から6カ月ぶりに生還した海軍中尉レベッカの捜査が軸となる。唯一の生存者として心に深い傷を負い、帰還後もベッドで眠ることすらできないレベッカに対し、マクギーは自身の「暗い過去」を共有することで寄り添った。

マクギーが言及したのは、シーズン15の冒頭で描かれた、かつての上司ギブス(マーク・ハーモン)と共にパラグアイで捕虜となった2カ月間の出来事だ。彼は「二度と戻れないと思った」と当時を振り返り、社会復帰の難しさに理解を示す。それでも生き延びることができたのは、当時妊娠中だった妻デライラと、これから生まれてくる子供たちのために「必ず帰る」という強い意志があったからだと語った。

捜査の結果、墜落事故はCIAへの情報提供を目論んだ武器商人を狙った計画的な犯行だったことが判明。レベッカはその武器商人とサバイバル生活の中で恋に落ち、彼の最期を看取っていた。

物語の終盤、彼の子供を身ごもっていることが発覚し、一人で育てる不安に苛まれるレベッカに対し、マクギーは「過酷な環境で子供を守り抜いた君は、すでに立派な親だ」とエールを送る。かつて新米捜査官だったマクギーが、今や父親として、そしてベテランとして他者を導く姿は、長年のファンにとっても感慨深いシーンとなった。

本シーズンでは、先週のマクギーの妹に関する言及に続き、2話連続で過去のシリーズのエピソードを反映させた構成となっている。こうした「歴史の積み重ね」を感じさせる演出は、放送開始から20年を超える本作ならではの魅力と言えるだろう。

なお、今エピソードは、第500話で惜しまれつつ殉職したレオン・ヴァンス役のロッキー・キャロルが監督を務めた。画面外でも強い絆を感じさせる本作の勢いは、シーズン23に突入してもなお衰えを知らない。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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