ピッツバーグ・トラウマ・メディカル・センターの救急室(ER)で、過酷な夜勤に挑む面々。彼らのさらなる活躍を願う『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』ファンの声は、確実に届いているようだ。本作の主演を務め、製作総指揮も兼任するノア・ワイリーは、視聴者がこの夜間チームとより長い時間を共にしたいと切望している現状を十分に認識している。米Deadlineのインタビューに応じたノアは、ファンが最も気にかけているスピンオフ・シリーズ制作の可能性について、自身の見解を明かした。
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スピンオフの可能性と、Dr.ロビーの視点
「何事も可能ではあるが、可能性が高いわけではない」
批評家からも絶賛されている『ザ・ピット』で、Dr.ロビーを演じるノアは、慎重ながらも含みを持たせた言葉で現状を共有した。スピンオフという形ではないにせよ、物語の拡張については常に検討の余地があることを示唆している。ファンにとっては手放しで喜べる回答ではなかったかもしれないが、一方でシーズン3に向けて祝うべきニュースも飛び込んできた。
シーズン3では、最初の2シーズンで夜間チームの一員として奮闘したアイーシャ・ハリス演じるドクター・パーカー・エリスの出番が大幅に増えることになりそうだ。アイーシャが最近、シリーズ・レギュラーへと昇格したことを受け、クリエイターのR・スコット・ゲミルは、今後の展開について明言した。
ファンの関心は「アイーシャの昇格が、夜間チームの描写が増えることを意味するのか?」という点に集まっていたが、スコットの答えは意外なものだった。エリス医師は日勤で働くことになるというのだ。アイーシャ演じるアイーシャが日勤へと移ることで、物語に新たなダイナミクスが生まれることは間違いないだろう。
これまでロビー率いる夜間チームと、彼らから引き継ぎを行う日勤スタッフとの交流は、主にシフト交代時という限定的な描写に留まっていた。しかし、シーズン2で独立記念日の週末を背景に両チームの交流が描かれた際、視聴者からは大きな反響があった。スコットは「可能な時に夜間シフトと連絡を取り合うのが私は好きだ。なぜなら、そこには全く異なる人間関係の力学(ダイナミクス)があるからだ」と語る。日勤と夜勤、それぞれの境界線が交錯することで、ドラマはより深みを増していく。
エミー賞俳優ショーン・ハトシーがもたらす重厚感
現在、夜間チームを率いているのは、ショーン・ハトシー(『アニマル・キングダム』)演じるドクター・ジャック・アボットだ。チームには、マテオ・ディアス(ジェイレン・トーマス・ブルックス)、ドクター・ジョン・シェン(ケン・カービー)、ドクター・サイラス・ヘンダーソン(ルーク・テニー)、そしてドクター・ナゼリー・トゥーマリアン(ソフィア・ハスミック)といった個性豊かな面々が顔を揃える。
特にショーンは、シーズン2のフィナーレにおいて、自死の念にかられたロビーを救い出す上で極めて重要な役割を果たした。本作での卓越した演技により、見事エミー賞を受賞したショーンは、俳優としてだけでなく、シーズン2の第9エピソードで監督も務めている。
「ショーンと一緒に仕事ができるのは素晴らしいことだ。彼はまさに空想的(ファンタスティック)な才能の持ち主だよ」と、ゲミルはショーンを絶賛。「彼は今シーズンも1エピソードを監督したし、来年も再びメガホンを取ることになるだろう。私は彼のために脚本を書くことが大好きだ。ショーンは、自身が登場するあらゆるシーンに重厚感を加えてくれる。彼を起用すればするほど、作品はより良くなっていくんだ」
実力派俳優たちの化学反応と、時間軸を越えて交錯する人間模様。シーズン3を迎える『ザ・ピット』は、さらなる高みへと上り詰めようとしている。
『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1~2はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline

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