『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日公開)でドクター・ドゥーム役としてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)へカムバックするロバート・ダウニー・Jr.。近年はプロデュース業にも活動の幅を広げている彼が製作総指揮を務めるサイコホラー映画『A Head Full of Ghosts』の撮影が3月にバンクーバーで開始され、続々とキャスト情報が解禁されている。
【写真を見る】オスカー受賞、MCU復帰など順風満帆のロバート・ダウニー・Jr.。映画プロデューサーとしての腕前は?[c]Everett Collection/AFLO
『ノック 終末の訪問者』(23)の原作者ポール・トレンブレイの同名小説を映画化した本作。郊外に暮らすバレット家の長女マージョリーが、ある日突然に奇妙な行動を取るようになる。悪魔に取り憑かれたのだと考えた両親は神父に助けを求め、同時に悪魔祓いに密着したリアリティ番組に出演することに。しかしそれをきっかけに、一家の生活は一変。やがて時は流れ、マージョリーの妹メリーはジャーナリストと共に家族の暗い過去と向き合っていく。
原作小説の刊行前から映画化権をめぐる入札合戦が繰り広げられ、ダウニーJr.と妻のスーザン・ダウニーの制作会社「Team Downey」も参画。当初は『ロングレッグス』(25)などのオズ・パーキンスが監督に就任するが降板。『アントラーズ』(21)のスコット・クーパー監督にバトンが渡り、マーガレット・クアリーが主演を務めることが報じられたものの実現には至らず。そうした紆余曲折を経て、最終的には第74回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)に輝いた『デビルズ・バス』(24)のヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ監督がメガホンをとることに。
デヴィッド・ハーバー、レベッカ・ホール、フィオナ・ドゥーリフら実力派が顔をそろえる[c]Everett Collection/AFLO
今年2月に、ライオンズゲートが全世界配給を務めることに加え、一新されたキャストが発表。バレット家の父ジョン役には『サンダーボルツ*』(25)などで知られる個性派俳優デヴィッド・ハーバー。ジャーナリストのレイチェル役に『ゴジラvsコング』(21)のレベッカ・ホール、成長したメリー役を「ハンナ 〜殺人兵器になった少女〜」のエスメ・クリード=マイルズが演じることが明らかに。
さらに4月に入ってから、追加キャストとして『ハムネット』(公開中)のボディ・レイ・ブレスナックがマージョリー役を、これが映画デビュー作となる新人のホリー・ヒル=ピアソンが幼少期のメリー役を、そして「ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室」のキャシー・マッケイ役で注目を集めたフィオナ・ドゥーリフが一家の母サラ役として出演することが発表されている。
映画の中心人物であるメリー役を「ハンナ 〜殺人兵器になった少女〜」のエスメ・クリード=マイルズが演じる[c]Everett Collection/AFLO
注目のキャスト&スタッフが集結し、約10年越しの実現に向けて動きだした『A Head Full of Ghosts』。いったいどんな作品に仕上がるのか。詳しい公開時期など、続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬

WACOCA: People, Life, Style.