【写真ギャラリー】藤井 風 with ゼイン・ロウ(全8点)

コーチェラのMojaveテントでステージを披露した藤井は、新たな観客と出会えたことへの純粋な喜びと感謝を口にした。今回の対談で特に注目を集めたのは、新作『Prema』が自身初の全編英語アルバムであるという点だ。藤井はこの挑戦について、長年の夢がようやく形になったと感慨深げに明かしている。

アルバムの方向性について、藤井は「モダンなサウンドに縛られることをやめ、自分が本当に聴きたいと思う音楽を作ることにした」と語った。制作の背景には、80年代のビッグ・プロダクションや夏のエネルギー、そしてどこか懐かしさを感じさせるノスタルジックなバイブスへの強い情熱があったという。また、伝説的なプロデューサー・ユニットであるジャム&ルイス(Jam & Lewis)への深いリスペクトを表明するなど、細部にまでこだわり抜いたサウンドメイキングの舞台裏を詳しく解説した。

以下、インタビューの模様をお届けする。

コーチェラでのパフォーマンス

藤井 風:なんて素晴らしい紹介なんでしょう。ありがとうございます。呼んでいただいてありがとうございます。

ゼイン:いえいえ。カリフォルニアへようこそ。お元気ですか?気分はいかがですか?

藤井 風:今、お腹がドキドキしています。

ゼイン: 私もです。

藤井 風:えっ、本当ですか?

ゼイン:ええ、いつもそうなんです。でもこの感覚、好きですよ。誰かのことを知っていくワクワク感、その人を突き動かすもの、原動力になるもの、考えさせるものを理解していく過程というか。今この瞬間を大切に過ごすという意味で、今朝目が覚めたときどんな気分でしたか?

藤井 風:あー、今朝はすごく眠かったです。朝早いですもんね?

ゼイン:そうですね、かなり早いですよね。カリフォルニア時間の9時42分に、いきなり大きな質問を浴びせてしまってすみません。

藤井 風:そうですね(笑)。

ゼイン:先週末のフェスティバルはいかがでしたか?風さん自身の言葉で、コーチェラの体験を聞かせてください。

藤井 風:そうですね、本当にすべてのことに感謝しています。来てくれた皆さん、そして一緒に働いてくれた皆さんに感謝しています。本当に素晴らしいバンドと一緒にやれました。

ゼイン:本当に素晴らしかったです。

藤井 風:ありがたいことです。

ゼイン:とても洗練されていました。火曜日にLuisa Sonzaというブラジルの素晴らしいアーティストと話していたんですが、彼女はブラジルをはじめ世界各地でとても有名な大成功したアーティストです。コーチェラへの出演が好きだと言っていたのですが、ある意味、良い意味で再スタートを切るような感覚になれるから、と。既存のファンに3回目、4回目、5回目として自分を見せるのではなく、初めて自分を知ってもらうチャンスがある、と。あなたも同じように、旅をして、ステージで初めて出会うオーディエンスと繋がることを楽しんでいますか?

藤井 風:もちろんです。初めての出会いですよね。ええ、本当にそう思います。

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