夕暮れの畑にスクリーンを立て、空がゆっくり暗くなる中で映画が始まる。
私たちは山形で観光農園を営んでいる「そらいろ Berry Farm」と申します。
この畑で、月に2回のオープンシネマの開催をしたいと思っています。
空が少しずつ暗くなり、虫の音が聞こえ始める頃、映画が始まります。
映画が終わったあとは、焚き火を囲み、少しだけ言葉を交わします。
そんな時間を、山形の畑で作ってみたいと思いました。
私たちは、畑は作物を育てる場所であると同時に、人が集い、
時間を共有できる場所でもあると感じています。
私たちは観光農園として多くの方に畑に来ていただき、
土に触れ、実を摘み取り、顔を合わせて笑い合う時間の豊かさをこれまで何度も感じてきました。
今の暮らしはとても便利で、多くの情報にすぐ触れられます。
それは本当に素晴らしいことです。
だからこそ、たまには少しだけ、
星空の下でゆっくり過ごす夜があってもいいのではないかと思いました。
映画には、人の心をやわらかくする力があります。
ゆっくりと心に響き、静かな余韻を残してくれるところも映画の魅力です。
同じ空の下で、同じ物語を観る。
そしてそれぞれが、何かを持ち帰る。
そんな体験を、この畑でつくってみたいです。
上映作品は、cinemo様の年間ライセンス作品の中から、
環境・食・社会などをテーマにしたドキュメンタリー作品を中心に選定します。

上映映画の例(※掲載している画像はcinemo 様より掲載許諾を得ています。)
例えば「2040 地球再生のビジョン」など、
未来を前向きに考えるきっかけになる作品も上映候補として検討しています。
そのための機材と、安心して集える環境を整えるため、クラウドファンディングに挑戦します。
▼ プロジェクトの内容(いつ・どこで・何を)

<開催場所>
山形県東根市 そらいろ Berry Farm
<開催頻度>
月2回(金曜日・土曜日開催)
<開催期間>
年5ヶ月(春から秋までの間で年10回を想定)
<スケジュール>
開場 17:00
上映開始 18:00頃
上映後は焚き火を囲み、
少し話してもいいし、
ただ聞いているだけでもいい。
そのまま帰ってもいい。
飲み物を片手に、隣の人と少し話してもいい。
子どもと一緒でも、一人でも。
たまたま居合わせた人同士の偶然のつながりも楽しめる時間を用意します。
雨天時は小雨程度までハウス内で開催可能です。
強い雨の場合は中止とし、どちらかの日程が中止になった場合は翌週金曜日に延期します。
<予定チケット価格>
一般(大学生以上)2,500円
子ども(高校生以下)1,000円
▼ なぜ、畑で映画なのか
私たちはこれまで、観光農園として多くの方に畑に来ていただき、
一緒に収穫し、季節の喜びを分かち合ってきました。

土に触れ、
実を摘み取り、
その場で味わう時間。
顔を合わせて笑い合い、同じ空気の中で過ごす時間。
そこには、デジタルでは置き換えられない感覚があります。
畑には
時間の移ろい
土の匂い
風の流れ
季節の温度
五感で感じながら過ごす環境があります。
収穫だけではない、大人も子供も体感できる場づくりを心掛けてきました。
その中で映画を観ることで、
物語はより深く心に届くのではないかと考えました。
畑は「作物を生産する場所」であると同時に人が集い、時間を共有できる場所でもある。
その可能性を、映画という入口でひらいてみたいと思っています。
▼ 上映後の時間について
上映後には、焚き火を囲む時間を用意します。

飲み物を片手に隣の人と少し話してもいい。
ただ聞いているだけでもいい。
そのまま帰ってもいい。
子どもと一緒でも一人でも。
偶然居合わせた人との時間も楽しみながらひとときを過ごせたらと思っています。
強制のない、自然発生的な余韻の時間です。
この場所は、対話のフィールドでもあります。
畑で映画を観る夜は、ただの上映会ではありません。
火を囲み、
五感で感じながら
同じ物語を共有する。
そのあとに生まれる会話には思っている以上の力があります。
私たちはこれまで観光農園として人を迎えてきました。
生産者と消費者。
本来は遠くなりがちな関係が畑では自然に近づきます。
これからはこの場所を
新しい視点に出会う
小さなフィールドとしても
育てていきたいと考えています。
都市と地域
仕事と暮らし
つくる人と受け取る人
それぞれがゆるやかに交わる場所へ。
このオープンシネマはその第一歩です。
▼ 映画を観て終わらないために
このオープンシネマは、映画を観て終わりではありません。
例えば
生ゴミを堆肥として畑へ還す循環への参加。
一定回数参加してくださった方には、ドリンクサービスとして還元します。
「観る」だけではなく、「関わる」選択肢も用意したいと考えています。
また、上映候補の選定Zoomミーティングなど、
遠方からでもこの取り組みに関わることができるリターンも用意しました。
映画を観るだけで終わらず、この場づくりを一緒に育てていく関わり方も生まれたらと思っています。
映画をきっかけに生まれる小さな対話やつながりが、
それぞれの日常へ広がっていくことを願っています。
将来的には、このスクリーンや焚き火のある場所が、映画上映だけでなく、
小さなミーティングや自主上映会などにも使われることがあるかもしれません。
そんな使われ方も生まれたら面白いなと思っています。
▼ 私たちについて
私たちは山形で環境に配慮した農法でベリーを専門に栽培し、
観光農園を主体に、
キッチンカーでの販売や
地域イベントの主催にも取り組んできました。

誰が、
どんな場所で
どんな思いで作っているのか。
それを感じてもらえる関係を
大切にしてきました。
また
耕作放棄地の再生や
小さな循環農園づくりにも挑戦しています。
今回のオープンシネマは
その延長線上に生まれた取り組みです。
▼ 私たちが大切にしてきた「場づくり」
これまで農園では単なる収穫体験にとどまらず、
・ベリー染めワークショップ
・ヘチマを通じた循環ワークショップ
・柿渋づくりワークショップ
・小さな循環農園プロジェクト(講座+実践)
・気候変動基礎クラスのボランティア講師
・アースデイ山形の立ち上げと企画運営
など、「体験から考える場」をつくってきました。
参加者は子どもから経営者までさまざまです。
ベリー染ワークショップ
渋柿収穫から柿渋づくりワークショップ

ヘチマを通じた循環ワークショップ

小さな循環農園プロジェクト(座学)
知識を一方的に伝えるのではなく、
ともに企画を作り上げたり、
買うこともできる製品をあえて種から育て・収穫し・つくるを一貫してやってみるなど、
私たちも含め、体験を通してみんなで考え、問いを持ち帰ってもらうこと。
そのきっかけとなるような循環する場を提供すること。
それが私たちのスタイルだと思っています。
今回のオープンシネマもその延長線上にあります。
この取り組みは、他のすべての畑で同じようにできるものではないと思います。
ただ、農業には、食糧生産にとどまらない、人と人を繋ぐ力があると感じています。
それぞれが「何かもう一つ」を重ねる試みとして、小さな可能性を探ってみたいと思っています。
▼ なぜクラウドファンディングなのか
私たちは、この夜を「お客様を集めて提供する場」ではなく、
一緒に作る仲間と出会う場にしたいと思いました。
この考えに共感してくれる人。
何かはできなくても、気持ちを重ねてくれる人。
いつかこの場所を訪れてみたい人。
その入口としてクラウドファンディングを選びました。
支援は「購入」ではなくこの試みへの参加だと考えています。
▼ 資金の使い道
目標金額:80万円
<主な用途>
・高輝度プロジェクター 約90,000円
・スクリーン 約20,000円
・音響機材 約70,000円
・ポータブル電源 約150,000円
・映画上映年間ライセンス 約132,000円
・初期登録費 約11,000円
・バイオトイレ 約300,000円
・照明・安全備品・ケーブル類 約27,000円
・READYFOR手数料
合計80万円
この目標金額は、オープンシネマを無理なく始めるための最低ラインです。
▼ NEXT GOAL
100万円
もし目標を超えることができた場合は
・トイレ小屋周りのDIY整備
・ベンチ
・貸出ブランケット
・レジャーシート
・会場照明
など継続開催のために、
より安心して過ごせる環境を整えていきます。
▼ 最後に
ここで出会った人たちが
それぞれの場所へ戻りまた新しい何かを生み出していく。
この畑がそんな縁が重なっていく場所になれば嬉しいです。
まずは第一歩。
畑にスクリーンを立てるところから始めます。

