▼自己紹介

 

日本伝統芸能✖️中欧ヨーロッパ

 

能・箏・和太鼓✖️ピアノ・チェロによる新作を、チェコ・ポーランドで世界初演

 

 2026年春、日本の伝統芸能が、チェコとポーランドの音楽家と出会い、

 新作舞台作品を4都市で初演します。

 

  会場は、会場はすべて、通常の観光では立ち入ることのできない文化拠点。

 

 ・プラハ芸術アカデミー(HAMU)マルティヌーホール (チェコ/プラハ) 

 ・クシアン城  (ポーランド/ヴァウブジフ)

 ・ヴロツワフ シティホール( ポーランド/ヴロツワフ)

 ・日本美術技術博物館「Manggha」 (ポーランド/クラクフ)

 

  日本文化フェスティバル〈SAKURA祭り〉、

日本大使館、ワルシャワ大学との連携企画も含まれています。

 

 本プロジェクトはすでに現地と合意のもと動き出していますが、 あと100万円の資金があれば、

 出演者が安全に移動し、最良の環境で舞台に集中できる体制を整えることができます。

 

 この特別な現場を、ぜひ皆さまと共有したい。

 その思いから、クラウドファンディングを立ち上げました。

 

一般社団法人 和音 

代表理事 津村禮次郎 

専務理事 渋谷牧人

 

クシアン城 Zamek Książ

航空写真

©official page  Zamku Książ

 

 

 

 このツアーの見どころ(3つのポイント)

 

 

  ① ヨーロッパ屈指の文化空間で行う「新作初演」

 

 プラハ芸術アカデミー(HAMU)マルティヌーホール、

 クラクフの日本美術技術博物館「Manggha」、

 歴史あるクシアン城やシティホールを舞台にした「SAKURA祭り」。

 

 いずれも、日本の伝統芸能が“紹介”だけではなく

 創作の主体として迎えられる、本ツアーならではの特別な場所となります。

 

 

ヴロツワフ シティホール

 

 

 

② 「能 × ヨーロッパ音楽」による共同新作 

 

 本プロジェクトは、完成された演目を披露するだけの公演ではありません。 

 現地の音楽家と対等な立場で対話し、共同で新作を創作します。

 

  チェコ

  ドヴォルジャークのオペラ《ルサルカ》と、能《羽衣》。  

  「異界の存在と人間の切ない関係」という共通の主題を、  

  能・箏・太鼓・ピアノで描く新作。 

 

 ポーランド  

  アイヌ文化研究の草分け、ポーランド人民俗学者 ブロニスワフ・ピウスツキを主題に、  

  能・箏・太鼓・チェロで「故郷とは何か」を問う舞台作品。

 

ワルシャワ大学

 

 

 ③ 公演で終わらせない、大学・大使館との連携

 

 各地での公演に加え、

 ・在チェコ共和国日本大使館 

 ・ワルシャワ大学 アジア・アフリカ文化学部 日本学科

 ・在ポーランド共和国日本大使館

 と連携し、ワークショップやレクチャーを実施します。

 

 

 より深い理解を求める海外の人々の期待に応えるために、

 作品が生まれる背景や思想を共有し、 一過性に終わらない文化交流を目指します。 

 

 

 

 ▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

2023年 TEAM NOSARU ヨーロッパツアー

 

 

2023年夏、能楽師・津村禮次郎と作曲家・渋谷牧人は、

ヨーロッパ各地で新作舞台作品を共同で上演する機会に恵まれました。

 

津村禮次郎は、能の古典を深く継承しながらも、

他分野の芸術家との交流や協働を通じて、

能を現代に開く挑戦を長年続けてきた表現者です。

 

 

(津村禮次郎の直近の活動より)

 

 

これらの活動で実感したのは、

日本の伝統芸能が「理解されにくい」のではなく、

異なるからこそ深く理解しようとする人々が、確かに存在するという事実でした。

 

 能や邦楽の構造や思想を、表層的な異文化趣味としてではなく、

 自らの文化や歴史と重ね合わせて受け取ろうとする姿勢が、 ヨーロッパ各地で見られました。

 

  一方で、日本側と現地の音楽家・研究者が

対等な立場で新作を共同創作する機会は、まだ多くありません。

 

 「理解されているのに、まだ一緒につくっていない」

その余白にこそ、新しい可能性がある。

 そう考えたことが、このプロジェクトの出発点です。

 

 

 なぜクラウドファンディングが必要なのか

 

  本プロジェクトの総予算は約550万円です。 すでに以下の資金は確保しています。

東京倶楽部助成金:200万円 
現地補助・協力:200万円 
自己資金:50万円

  しかし、追加申請していた助成金が採択に至らず

あと100万円が不足しています。

 

 この資金は、

出演者が市内に宿泊し、体調を万全に保つための宿泊費 
翻訳・通訳・現地スタッフの確保 
重い太鼓や箏を安全に運ぶための車両移動交通費
会場付帯設備費

 に充てられます。 

 

 もし資金が不足すると、

 宿泊地が遠方の市街地になる、

 スタッフが最小限になる、 

 重い楽器を公共交通機関で移動する必要が生じ、

 安全面・公演の質に大きな負担がかかります。

 

 出演者が最高の状態で舞台に立つために、

そして日本文化を愛するお客様のために、

 どうかお力をお貸しください。

 

 

 

 ▼プロジェクトの内容

 

 出演者紹介

 

 津村 禮次郎(つむら・れいじろう)

 観世流シテ方能楽師/重要無形文化財保持者/観世流緑泉会代表/一般社団法人和音代表

80歳を超えた現在も第一線で舞台に立ち続ける能楽師。 古典の継承を基盤にしながら、バレエ、現代舞踊、オペラ、海外演出家との協働を通じて、能を現代の舞台芸術として更新し続けてきた。 ヨーロッパ各国での国際共同制作も多く、「能はいま、世界とどう対話できるか」を体現する存在。

 http://www.ryokusenkai.net/profile.htmlhttp://www.ryokusenkai.net/profile.html

 

 

 永島 充(ながしま・みつる)

 観世流シテ方能楽師

確かな舞台経験と教育活動の双方で評価の高い能楽師。 古典作品の精度の高い上演に定評があり、国内外の公演や若い世代への普及活動にも積極的に取り組んでいる。 本プロジェクトでは、舞台全体の完成度を支える重要な役割を担う。

 https://noh-nagashimamitsuru.jp/

 

 

 坂 真太郎(ばん・しんたろう)

 観世流シテ方能楽師

幼少期から舞台に立ち、能の高度な身体技法と構造理解を体得してきた実力派。《道成寺》《翁》など最難関曲の経験も豊富で、NHK大河ドラマなど映像作品にも出演。 数々の海外公演を通じ、能を「生きた舞台芸術」として伝えている。

 https://www.shinnohsho.net/

 

 

 山本 雅楽邦(やまもと・うたくに) 

 箏曲家(生田流正派)

伝統的な箏音楽を基盤に、現代作品や舞台芸術との協働を積極的に行う演奏家。 国内外での公演を通じ、箏の音色がもつ繊細さと力強さを国際的に発信している。

 https://hyoshiko.wixsite.com/utakuni

 

 

 坂本 雅幸(さかもと・まさゆき)

 太鼓 奏者

太鼓芸能集団「鼓童」で長年ソリストとして活躍。世界30カ国以上で公演し、現代的な舞台表現の中で和太鼓の可能性を切り拓いてきた。 本プロジェクトでは、舞台に力強いリズムと緊張感をもたらす。

 https://www.masayukisakamoto.com/

 

 

 渋谷 牧人(しぶや・まきと)

 作曲家/一般社団法人和音 専務理事

本プロジェクトの企画・構想、海外パートナーとの調整、新作の作曲・音楽構成、公演プロデュースを一貫して担当。音楽を「作品」としてだけでなく、人と人をつなぎ、思考を促すものとして捉え、教育・国際交流の場でも活動している。

   https://makitos.jp/

 

 

 

公演・ワークショップ日程

 

 3月21日  日本出発 

 

 3月23日  在チェコ共和国日本大使館 ワークショップ

 

 3月24日  チェコ・プラハ プラハ芸術アカデミー(HAMU)公演

               マルティヌーホール 共演:マティアス・ノヴァーク(ピアノ) 

 

 3月26日  ポーランド・ヴロツワフ 日本文化フェスティバル「SAKURA祭り」

      ヴロツワフ市庁舎・大ホール(市庁舎内最大の代表的ホール)公演

      共演:アンナ・フェンダー(チェロ)

 

 3月27日  ポーランド・ヴァウブジフ近郊 クシアン城(Książ Castle)公演

      ※ヴロツワフ郊外に位置する、ポーランド有数の歴史的城

      共演:アンナ・フェンダー(チェロ)

 

 3月28日 ポーランド・クラクフ 日本美術技術博物館「マンガ(Manggha)館」ワークショップ

 

 3月29日  ポーランド・クラクフ 日本美術技術博物館「マンガ(Manggha)館」公演

      共演:アンナ・フェンダー(チェロ)

 

 3月30日   ワルシャワ大学 アジア・アフリカ文化学部 日本学科 /在ポーランド共和国日本大使館  ワークショップ 

 

 4月1日 日本帰国

 

プラハ芸術アカデミー(HAMU)

 

 

チェコ・プラハでは、

「プラハ芸術アカデミー(HAMU)」マルティヌーホールにて公演を行い、

ピアニストのマティアス・ノヴァークと共演します。

 

マルティヌーホール

 

 

ポーランドでは、

ヴロツワフの日本文化フェスティバル「SAKURA祭り」、

クラクフの「日本美術技術博物館Manggha館」、

さらに「ワルシャワ大学の日本学科」

そして日本大使館の協力も得て、公演とワークショップを実施します。

 

現地チェリストのアンナ・フェンダーとともに、

日本とポーランドの歴史的なつながりを手がかりにした新作を上演します。

 

このように各地での公演に加え、 

大学や文化機関でのワークショップを通じて、

作品が生まれる背景や思想を共有し、

一過性に終わらない文化交流を目指します。

 

 

日本美術技術博物館“Manggha”

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

チェコやポーランドは、

長い歴史のなかで国境が動き、人が行き交い、

多様な文化が重なり合いながら育まれてきた土地です。

 

現在もウクライナ情勢の影響を受け、

決して穏やかとは言えない空気を抱えています。

 

そうした状況のなかで、人々は音楽や芸術を通して

「自分たちであり続けること」を支えてきました。

 

 

ものづくりと芸術文化が豊かなチェコでは、

ボヘミアングラスやミュシャに象徴されるように、

西洋美術のなかにも日本美術(ジャポニズム)

の影響が深く息づいています。 

 

ここでは、ドヴォルザークのオペラ《ルサルカ》と

能《羽衣》という二つの作品を着想源に、

「異界の存在と人間との切ない関係」という共通の主題を、

 舞台上で響き合わせる試みを行います。

 

チェコの老舗ピアノメーカー Petrof (ペトロフ)の響きにも、

日本人に親しみやすい柔らかな音色を感じることができます。

 

 今回共演するピアニスト マティアス・ノヴァーク氏は

Petrof社のファミリーピアニストとして、世界中で活躍しています。 

彼は日本文化への強い関心を持ち、 このプロジェクトへの参加を心から望んでくれました。

 

 

 

 

ピアノの詩人“ショパン”の故郷、ポーランドでは、

『At The Open Gate – A Story of People, Land, and Memory』

というタイトルの新作において、

ポーランド人民俗学者 ブロニスワフ・ピウスツキ を

主題のひとつとして取り上げます。

 

シベリアに流刑されながらもアイヌ文化の研究に半生を捧げ、 

貴重な記録を残した彼の生涯は、

近年、直木賞受賞作「熱源」 によって

日本でも再び注目を集めています。

 

北海道・ウポポイでは、

現在も5月17日の命日に慰霊祭が行われ、

2025年には津村禮次郎が奉納の舞を行いました。

 

ウポポイのピウスツキ像

 

本作では、能の様式を軸に、箏、太鼓、チェロを加え、

「人道の港」と呼ばれる福井県・敦賀を象徴的な舞台として、

 故郷とは何か 国(クニ)とは何か 人と人はいかに縁で結ばれるのか

という普遍的な問いを描きます。

 

敦賀は、シベリアのポーランド孤児救出や

杉原千畝によるポーランド系ユダヤ人救出

の記憶を今に伝える港であり、

ピウスツキ自身もこの港から来日し、

日本の知識人たちと祖国の行末を語り合った場所でもあります。

 

アウシュビッツ強制収容所

 

この舞台で描きたいのは、 特定の国や民族だけの物語ではありません。

翻弄され、失い、それでも文化を手放さなかった 多くの人々に通じる、

「記憶と土地、人のつながり」の物語です。 

 

私たちは、この試みを 一度きりの海外公演で終わらせたいとは考えていません。

 

ここで生まれる作品、対話、信頼関係を、

次の創作や教育、国際文化交流へとつなげていくこと。

 

日本の伝統芸能が、 遠い土地で「理解される」だけでなく、

共に考え、共に創られる表現となること。

 

その第一歩を、 皆さまとともに踏み出したいと願っています。

 

 

 

ショパンの「心臓」が安置されている教会と博物館

 

 

 

 

 

関係者・協力機関について

 

本プロジェクトは、下記の出演者および協力機関との連携のもと実施されるものです。

各出演者・機関については、本公演・ワークショップの実施、および活動内容の紹介としての名称掲載について、

事前に確認・了承を得たうえで記載しております。

 

津村禮次郎(観世流シテ方能楽師)

永島 充(観世流シテ方能楽師)

坂 真太郎(観世流シテ方能楽師)

山本雅楽邦(箏・生田流正派)

坂本雅幸(和太鼓) 

渋谷牧人(作曲・プロデュース)

マティアス・ノヴァーク(ピアニスト)

アンナ・フェンダー(チェリスト)

プラハ芸術アカデミー(HAMU)マルティヌーホール

日本美術技術博物館「マンガ(Manggha)館」

日本文化フェスティバル「SAKURA祭り」

ワルシャワ大学 アジア・アフリカ文化学部 日本学科

在チェコ共和国日本大使館/在ポーランド共和国日本大使館

 

なお、本ページに掲載している情報は、あくまで本プロジェクトの内容紹介および活動報告を目的としたものであり、

各個人・機関によるクラウドファンディングへの直接的な勧誘や保証を意味するものではありません。

 
不可抗力時の対応

 

プロジェクト成立後、天災、社会情勢の急変、感染症の拡大等、

やむを得ない事情により、海外での公演やワークショップの実施が困難となった場合には、

可能な範囲で日程の延期または代替企画の実施を検討いたします。

 

やむを得ず海外での開催を中止せざるを得ない場合でも、

すでに発生している作品制作費、出演者および現地スタッフへの謝礼・キャンセル料、

会場のキャンセル料、ならびに会場準備や各種調整に要した費用等に、

皆さまからのご支援金を充てさせていただきます。

 

また、海外公演が実現できなかった場合には、代替企画として、

日本国内における新作舞台作品の発表やレクチャー・報告公演等の実施を検討し、

本プロジェクトで生まれた創作成果を可能なかたちで発表いたします。

 

なお、本プロジェクトは文化芸術活動の継続と創作支援を目的としたクラウドファンディングであるため、

原則としてご支援金の返金は行わず、活動報告や記録の共有を通じて、支援者の皆さまへ誠実にご報告いたします。

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