令和7年度第1回アイテレビ放送番組審議会 よりよい番組めざし委員ら審議(9月29日)

伊万里ケーブルテレビジョンが制作する番組について審議する、令和7年度第1回放送番組審議会が9月29日、アイテレビで行われました。

放送番組審議会は、放送法に基づいて放送全般の問題について審議し、よりよい番組づくりを促す組織です。

会議には、市内事業所やPTAの代表、公募で選出された委員ら5人が出席しました。

はじめに、大鋸あゆり代表取締役が「現在、地域の未来を大きく左右するような問題が出ています。市民が正確に判断できるような情報を発信していかなければと思っています。地域に欠かせない情報発信局となるよう努めていきます」と挨拶しました。

そして、放送番組審議会の糸山 信(いとやま・まこと)委員長が「今年は、台風の影響は少ないものの大雨は多かったと思います。災害に関することや、現在、伊万里市で色々と起こっていることも踏まえながら意見交換できれば」と挨拶しました。

この後、事務局が前期に放送した番組を報告。

毎年8月に放送している、これまでに制作した戦争関連番組シリーズについては、委員から「身近なところに戦争があったことが実感できる番組であり、継続して作ってもらいたい。中高生の目に触れる機会を増やすため、学校で放映するなど学校と連携して平和教育に活用できないか」と意見が出されました。

次に、後期の番組について、大川内山や市民図書館の周年記念番組を計画していることなどを報告しました。

委員が大川内山の鍋島藩窯開窯350周年記念番組の内容について質問すると、事務局は「若い職人たちのアイデアを生かした伝統の継承に焦点を当てた番組制作を検討している」と答えました。

続いて、2つの番組について、審議しました。

このうち、アイテレビで活動するeスポーツ部の新入部員で特別支援学校に通うの一人の生徒の成長を写した、『IMARI GAMES石井友貴の大冒険』については、委員から、「主人公の成長や仲間たちの歩みよりが見られて良かった。伊万里のeスポーツの競技人口増加や新たな事業拡大にもつながるのではないか」と感想が出されました。

また、昭和42年に起こった大水害の体験談を集めた『わたしたちの42水-未来への備えを考える-』については、災害への危機感が芽生えたことや防災に備えるきっかけになった」という感想のほか、「防災の具体例をいれても良かったのでは」「」といった意見も出されました。

なお、次回の番組審議会は3月に開く予定です。

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