
台湾発の青春コンプレックス・エンタテインメント『ひとつの机、ふたつの制服』予告編【2025年10月31日より全国順次公開】
10⽉31⽇(⾦)より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される映画『ひとつの机、ふたつの制服』を紹介。
昨年の第29回釜⼭国際映画祭や第61回台北⾦⾺映画祭で話題を呼び、『あの頃、君を追いかけた』(2011年)などで知られる⼤ヒットメーカー、ギデンズ・コーが⼤絶賛。10 ⽉31 ⽇からの⽇本公開が楽しみな『ひとつの机、ふたつの制服』。
映画の始まりは1997年。受験に失敗し、強引な⺟の勧めで名⾨⼥⼦校の”夜間部”に⾏くことになった主⼈公・⼩愛(シャオアイ)は、全⽇制の成績優秀な敏敏(ミンミン)と同じ机を使うことになる。ふたりは “机友(きゆう)”になり、敏敏が提案した制服交換から⾏動をともにするようになるが、やがて同じ男⼦校⽣・路克(ルー・クー)を想っていることに気づき……というストーリーにグイグイ引き込まれてしまう予告編。
当時台湾でも⼤⼈気だった⽇本の漫画『SLAM DUNK』が⼩愛と敏敏の出会いのシーンに使われたり、主⼈公・⼩愛を演じるチェン・イェンフェイ、敏敏役のシャン・ジエルー、ふたりに想いを寄せられる路克役のチウ・イータイの魅⼒もぎゅっと詰まっているが、⽿に残るのが予告編後半に流れるラブソングだ。
これは、台湾最強バンドといわれ、今年25 周年ライブツアーを⼤成功させた五⽉天Maydayの「擁抱」。1999年にメジャーデビューした彼らの初期の名曲で、台湾⼈にとって⻘春を象徴する楽曲なのだ。映画本編では、まだメジャーデビュー前の 五⽉天Mayday のライブに⼩愛と敏敏が出かけるシーンがあり、そこで流れてくるのが「擁抱」。予告編では歌詞翻訳はついていないが、「ずっとかぶっていた仮⾯をはずし」という詞があり、“昼”の制服を着て嘘をついてしまう⼩愛の微妙な⼼を描いた本作にピッタリの切ない曲だ。さらに「誰もが楽しめるのに単純じゃない。⾃⼰評価の低さに悩む⻘春の成⻑物語。この映画が⼤好き。⼼が揺さぶられた︕︕」というギデンズ・コー監督の推薦コメントも登場。⼤⼈には懐かしく、現在進⾏形の若者にはちょっぴり痛い、⻘春コンプレックス・エンタテインメントの誕⽣を感じさせ、さらに期待を⾼める予告編になっている。
監督︓ジュアン・ジンシェン(荘景燊)
脚本︓シュー・フイファン(徐慧芳)、ワン・リーウェン(王莉雯)
出演︓チェン・イェンフェイ(陳妍霏)、シャン・ジエルー(項婕如)、チウ・イータイ(邱以太)
原題︓夜校⼥⽣|英語題︓The Uniform|2024|台湾|5.1ch|2:1|カラー|中国語|109分
Renaissance Films Limited
(C)2024 All Rights Reserved.
提供︓マクザム
配給︓ムヴィオラ、マクザム
後援︓台北駐⽇経済⽂化代表処台湾⽂化センター
公式サイト︓https://www.maxam.jp/hitofuta/
公式X(Twitter):ID @hitofuta_eiga
https://x.com/hitofuta_eiga
