伊勢崎で11月、市民参加の音楽フェス  今月30日まで演奏者募集 群馬弁護士会

音楽フェスのチラシ

 群馬弁護士会は11月1日、憲法と平和について考える「弁護士と市民の音楽フェス」を伊勢崎市のメガネのイタガキ文化ホール伊勢崎で開く。例年は講演会を開いているが、市民参加型のイベントにしようと企画した。9月30日まで演奏する個人・団体を募集している。

 憲法が公布された「文化の日」の前後に、改憲問題について各地の弁護士会が取り組むアクションプログラムの一環。演者は10組前後を募集し、持ち時間はそれぞれ約10分。演奏とともに平和憲法への思いを語ってもらう。プログラムの最後には、群馬交響楽団メンバーらでつくる五重奏団「クインテットぐんま」が登場。1971年に国連本部で世界国際平和デーに演奏され、平和を祈る歌として知られるスペイン・カタルーニャ民謡「鳥の歌」などを披露する。

 企画した群馬弁護士会メンバーは「戦後に群馬交響楽団を応援して育ててきた群馬で、音楽で平和を語ることは意義深い。音楽を楽しむには平和は欠かせないことを考える機会になればいい」と話している。

 出演の応募は、氏名や曲目などとともに平和憲法へのメッセージ(200字以内)を添えて、電子メールでgunma.kenpou2025@gmail.comへ。申し込み多数の場合は選考を経て決定する。入場無料。問い合わせは群馬弁護士会=電027(233)4804=へ。(羽物一隆)

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