米動画配信サービスParamount+(パラプラ)の大ヒットドラマシリーズ『タルサ・キング』が、シーズン4へ更新された。この発表は、9月21日から配信されるシーズン3のスタート直前というタイミングでのサプライズとなった。

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『イエローストーン』のテイラー・シェリダンが手がけるPara …

復帰する伝説のショーランナーと、離れる制作陣

主演のシルヴェスター・スタローンは、来たるシーズン4にも継続して出演することが報じられており、彼が演じるマフィアのボス、ドワイト・“ザ・ジェネラル”・マンフレディの活躍に、さらなる期待が集まっている。

この更新発表と同時に、スタッフの交代も報じられた。シーズン1でショーランナーを務めたテレンス・ウィンターが、シーズン4から製作総指揮およびチーフライターとして復帰する。ウィンターは、HBOの名作ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』で脚本を執筆し、自身がクリエイターを務めた『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』でも数々の賞を受賞した、まさに犯罪ドラマのスペシャリスト。シーズン2を前に制作から離れていたが、ライター兼製作総指揮としてシーズン3に復帰していた。今回、再びチーフライターとしてドワイトの物語を牽引することになる。

一方で、シーズン3でショーランナーを務めたデイヴ・エリクソンは、シーズン4には復帰しないことが明らかになった。彼は、同じくテイラー・シェリダンが手掛ける『メイヤー・オブ・キングスタウン』に専念するという。

シーズン3で激化する抗争、そして広がる世界

間もなく配信されるシーズン3では、ドワイトが築き上げた“帝国”が拡大し、それに伴って敵も増大していく。特に注目すべきは、タルサを牛耳る旧家・ダンマイヤー家との対決だ。伝統を重んじない彼らを相手に、ドワイトは自らが築き上げてきた全てと、仲間たちを守るための戦いを強いられることになる。

また、サミュエル・L・ジャクソン『パルプ・フィクション』)が主演を務めるスピンオフ『NOLA King(原題)』の制作も正式に決定している。2026年初頭に撮影開始予定の同作は、ジャクソン演じる男が、ニューオーリンズの裏社会で新たな地位を築いていく物語。当初ショーランナーを務める予定だったエリクソンは、この役職からも離れることが報じられており、現在も後任は未定のままだ。

『タルサ・キング』シーズン1~2はParamount+(パラプラ)で独占配信中。シーズン3は10月10日(金)より配信開始。(海外ドラマNAVI)

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