瀧内公美 × 神尾楓珠「もっと自分を解放して。」主人公が「乾き」に水をやるようにSNS にハマっていく…『裏アカ』は2021年4月2日公開。この度、“人間らしさ”が織り込まれたディレクターズカット版予告を本一挙解禁!
本映画は、木村大作、降旗康男ら名監督の下で助監督をつとめた加藤卓哉によるTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015準グランプリ受賞作にして、SNSの裏アカウントを題材にした人間ドラマ。
青山のアパレルショップで店長をつとめる仕事人間・伊藤真知子(瀧内)は、ふとしたきっかけで、SNSの裏アカウントにハマっていく。次第にフォロワー数が増える中、裏アカウントを通じて“ゆーと(神尾)”という年下の男に出会い、惹かれていく…というストーリー。
瀧内と神尾の他、真知子が働くアパレルショップのバイヤー・佐伯崇役に市川知宏、年下のカリスマ店員・新堂さやか役にSUMIRE、社長の北村圭吾役に名バイプレイヤーの田中要次が起用される。真知子が訪れる大衆食堂「ふじ食堂」のシーンでは神戸浩 、松浦祐也、仁科貴、ふせえりといった個性豊かな俳優陣がそろって出演する。
今回解禁となったディレクターズカット版予告は、監督自らが企画立案した本作に対する熱い想いが投影されたロングバージョン「60秒編」とショートバージョン「30秒編」。さらに、真知子(瀧内公美)とゆーと(神尾楓珠)のSNSの裏アカウントを通しての出会いから次第に交錯していく二人の気持ちに、それぞれの視点から迫った「真知子編」「ゆーと編」のあわせて4本が一斉解禁となる。
真知子の「あの頃、なんでもできるような気がしてた。」というナレーションから入る「60秒編」は、アパレルの店長として働く真知子に厳しい言葉が降り注ぎ、行き場のなくなった感情の居場所を確立するために“裏アカ”に手を染め始めるシーンからスタート。
また「30秒編」では、真知子への厳しい言葉が畳み掛けられ、不穏ながら疾走感溢れる予告となった。
その他、ゆーとの笑顔と、真知子の求めるものとは違う二つの表情が交互に表れる「ゆーと編」が解禁。窓辺に座り、独り佇むゆーとの鋭い目からは哀情も溢れている。さらに「真知子編」では、ゆーとの問いかけに真知子が反芻する様子が伺える。
加藤監督も「現代の日本人の多くは、不幸とは思わないけど本当に幸せとは言い切れないどこかザラっとした「乾き」の中で生きている気がします。」とコメント。その監督の思う「乾き」を感じられる予告になり、また真知子やゆーとの強くも脆い意志が垣間見える予告となった。
『裏アカ』は2021年4月2日公開
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