奈良で世界の若手映画集結「なら国際映画祭 for YOUTH 2025」開催へ



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2025.09.19


2025.09.19

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奈良市を拠点とするNPO法人なら国際映画祭は、ユース世代が主体となって運営する「なら国際映画祭 for YOUTH 2025」を9月21日から23日まで開催すると発表した。今年は奈良市と大阪・関西万博の会場で計3日間にわたり、国際的に評価された10本の作品を上映する。

上映プログラムには、ユース映画制作ワークショップで13歳から17歳の4人が制作した短編『縁 en』、18歳の若手監督が手掛けた『やまのべradio』のほか、ベルリン国際映画祭推薦作3本、日本初上映作品を含む短編群、さらにショートショート フィルムフェスティバル & アジア2025の受賞作5本が並ぶ。いずれも世界中の映画ファンや批評家を魅了した作品が中心で、映像を通して多様な文化や価値観に触れる機会を提供する。

会場は9月21日と23日に奈良公園バスターミナルホール、22日には大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater いのちのあかし」となる。入場料は1プログラム1,000円で、奈良県在住者は二本目が無料。また『縁 en』は入場無料で鑑賞できる。万博会場での上映は別途入場券が必要となる。

「なら国際映画祭 for YOUTH」は、未来の映画人を育成する目的で2018年から始まり、制作・審査・運営を10代が担う独自の取り組みとして注目を集めてきた。映画監督の河瀨直美氏が理事長を務め、これまでに数多くのユースが映画制作の現場で学ぶ場となっている。

今回の開催にあたり、SSFF & ASIA代表で映画祭アンバサダーを務める俳優の別所哲也氏は「奈良で未来の映画人を育てるこの取り組みに大きな希望を感じている」とコメント。フェスティバル・ディレクターの武笠祥子氏も「上映される作品はいずれも生きることを問いかける内容で、ユース世代にも深い共感をもたらす」と期待を寄せた。

映画を学びたい若者だけでなく文化芸術に関心を持つ幅広い観客にとっても、最前線の映像表現に触れられる貴重な機会となりそうだ。

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監修

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