
2025年4月からWOWOWで放送・配信された連続ドラマW「災」(全6話 / AOI Pro.制作)が、「2025年日本民間放送連盟賞」の番組部門 テレビドラマ種目で優秀賞を受賞しました。
日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞です。
香川照之さん主演の本作は、見る者だけが「ある男」の存在に気づき、登場人物たちは気づいていないという構造で恐怖を描いた前例のないサスペンスドラマ。静かな不穏さと練られた映像のトーン、驚きや意外性で引っ張る構成で、隅々まで意識の行き届いた完成度の高い作品として評価されました。
受賞理由 視聴者だけが、ある「男」の存在に気づき、登場人物たちは気づいていないという構造で恐怖を描いた、前例のないサスペンスドラマ。毎話異なる街と人物で物語が展開し、必ず男が潜んでおり殺人が起こる。香川照之が1人8役の怪演。
静かな不穏さと練られた映像のトーン、驚きや意外性で引っ張る構成で、隅々まで意識の行き届いた完成度の高い作品。毎話登場する男が同一人物なのかそうでないのか、正体が分からないからこその不気味さに引き込まれる。
ドラマ「災」はWOWOWオンデマンドにて配信中。 10月1日(水)午後0:00~11月28日(金)午後0:00まで第1話を無料配信予定です。
また、ドラマ「災」を劇場用映画としてリビルドした「災 劇場版」(AOI Pro.制作)が2026年に公開されます。
日本での公開に先駆けて、「第73回サン・セバスティアン国際映画祭」のコンペティション部門に正式招待され、9月23日(火)にワールドプレミア上映。キャストの中村アンさん、監督・脚本・編集を手がけた監督集団「5月」の関友太郎さん、平瀬謙太朗さんが参加予定です。
9月24日(水)には「第30回釜山国際映画祭」A Window on Asian Cinema部門でのアジアプレミア上映が決定しており、国内外で注目されています。


下段: 中島セナ(北川祐里役)、坂井真紀(岡橋美佐江役)、内田慈(崎山伊織役)、藤原季節(皆川慎役)
作品概要
連続ドラマW「災」(読み: さい)
イントロダクション 3年ぶりのドラマ出演となる香川照之を主演に迎えて送る完全オリジナルのサイコ・サスペンス。物語は現代を生きる罪なき6人を中心に紡がれる。しかし気が付くと、それぞれの物語にはある”男”が紛れ込んでいる。そして、それぞれの人生には無慈悲にも”災い”が訪れる。”男”は一体何者なのか?”災い”とはなんなのか?
香川が演じるのは、人に”災い”をもたらすある “男”。姿を変え、口調を変え、顔つきを変え、性格や所作まで変えて、まったくの別人となって6人の登場人物たちの前に現われる。1作品で8役というドラマ史上前代未聞の怪演に注目。共演者には、近年、俳優として目覚ましい活躍を見せる中村アン。彼女が演じるのは、神奈川県警捜査一課の刑事・堂本翠。彼女は管轄内で起きた不可解な自殺事件をきっかけに、その死の周囲に潜む不穏な何者かの存在を感じ始める――。そのほかにも松田龍平、じろう(シソンヌ)、中島セナ、内田慈、藤原季節、坂井真紀、宮近海斗、竹原ピストルと豪華俳優陣が集結した。監督・脚本を務めるのは、世界で注目を集める監督集団「5月」の関友太郎と平瀬謙太朗。過去のサスペンスドラマとは一線を画した、異色の「連続ドラマ」。
放送配信【初回放送・配信】
2025年4月6日(日)22:00スタート(全6話)
[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
【WOWOWオンデマンド】
配信中 [第1話無料配信 ※2025年10月1日(水)午後0:00~11月28日(金)午後0:00まで]
https://wod.wowow.co.jp/program/202450
出演香川照之
中村アン、竹原ピストル、宮近海斗
松田龍平、じろう(シソンヌ)、中島セナ、内田慈、藤原季節、坂井真紀 ほか監督・脚本・編集関友太郎、平瀬謙太朗音楽加藤賢二、豊田真之音楽プロデューサー菊地智敦チーフプロデューサー西憲彦プロデューサー高江洲義貴、日枝広道、伊藤太一、近藤あゆみ原案5月制作プロダクションAOI Pro.制作協力電通製作著作WOWOW番組ロゴ参考資料「字通」(平凡社刊)URLオフィシャルサイト
XAOI Pro.スタッフプロデューサー: 伊藤太一、近藤あゆみ
ラインプロデューサー: 荒河七子
アシスタントプロデューサー: 樋口遼子
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