
早田ひな PHOTO:World Table Tennis
<2025年9月9日(火)~14日(日)WTTチャンピオンズ マカオ>
【LIVE配信】『WTTチャンピオンズマカオ2025』9月9日(火)〜14日(日)開催!
9月12日、女子シングルス2回戦で早田ひな(25=日本生命/世界ランク13位)が王曼昱(26=中国/同2位)にゲームカウント2-3で敗れた。
海外勢の前に立ちはだかる、世界卓球2021女王。日本勢は2019年10月のスウェーデンオープンの伊藤美誠(スターツ)以来勝利がなく、早田は6年ぶりの扉を開く挑戦の舞台に立った。
早田はラリーで王のフォア側を攻めてノータッチエースを連発し、終盤は6連続ポイントで11-7として先制する。
2ゲーム目は王の縦回転の変化サーブにレシーブが乱れ3-11で取り返されるが、第3ゲームは終盤に早田が珍しいバックサーブで王の攻めを封じ、11-9で奪取する。
第4ゲームもバックサーブを続けて4-2とリードするが、王のタイムアウト後に巻き込みサーブからの攻めで5連続失点し、そのまま6-11で落とす。
中国の馬琳監督も必死に王曼昱を奮い立たせる中、迎えた第5ゲーム。早田はフットワークを使って互角のラリーを展開するも、最後は巧みな勝負術に屈し、7-11で落として敗れた。
惜しくも王曼昱超えはならなかったが、世界ランクで日本勢5番手まで下がった早田の、エース復活の兆しを感じさせる健闘だった。
<WTTチャンピオンズマカオ 女子シングルス2回戦>
早田ひな 2-3 王曼昱(中国)
11-7/3-11/11-9/6-11/7-11