【国内ドラマ】 二十六夜参り 【ドラマフル】

【国内ドラマ】 二十六夜参り 【ドラマフル】

二十六夜参り – 鹿児島地方に咲く“特攻花”。この花にまつわる武田鉄矢原作の哀話を基に反戦への願いを伝える終戦記念特別ドラマ。出演は和久井映見、浅丘ルリ子、二宮和也、金子賢ほか。
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[音楽] [拍手] [音楽] [音楽] あ [音楽] [音楽] 。 [音楽] [音楽] [音楽] [音楽] [拍手] [拍手] [音楽] みんな何してるの?何してるの どうしたの?川がお花を切ってるんです。 [音楽] やめなさい。あき君やめなさい。 火山の外の花なんだからいいじゃん。話しなさい。話しなさい。いい加減にしなさい。危ないでしょ。 [拍手] [拍手] それどうしてこんなかいそうなことするの?出すまずいですよ。ちょっと間違えると松罰になりかね。 [音楽] [拍手] 松明って 秋彦とか泣いちゃったじゃないですか。他の生徒でもみんな驚いてましたし。 [音楽] 私が怒ったのはカマのことだけじゃないんです。 花を取ったこと。それを言たかったんです。 花っての外の花ですよね。取っちゃいけないんですか?山の清掃、それが学習目標じゃないですか? 花壇の花を大切にって書いてありますよね。あれは花にも命があり、その命を大切にしなさいってことではないんですか? [音楽] 楓田先生、なんかイライラしてませんか?プライベートでなんか嫌なことでもあったんですか? [音楽] 失礼します。 公平のくなった1 年前から自分でも知らないうちにイライラしていたのかも。それが理由で生徒を叩いたわけではない。そう思いたかったのです。 [音楽] 北海道。 うん。無 3年向こうで見る。3 年。 うん。 どうしてもしもし。父さん。 [拍手] [音楽] どうして 朝に元気だったのに。 ばあっちゃんいつものとこに座ってていい顔してるおばあちゃん ばあちゃんこれに切ってた [音楽] 授業 [音楽] 東大人 に 大王 憲長仏 本無上 あ 。 水大丈夫か?私は大丈夫。 すぐに札幌に戻らないといけないんだ。 そうだよね。 ごめん。 こんな時にそばにいてやれなくてわざわざ来てくれて本当にどうもありがとう。もう行かないと。 [音楽] うん。 3年。 うん。 どうして 愛する人を守りたい? 愛する人。 10 歳の時大好きだったおばあちゃんが心臓発作で死んだ。救急車呼んだけど病院たいマにされてその時医者になろうと思った。 大学病院の先生じゃダめなの? 小に合わないんだよ。教授の顔色がって予約の患者噴気めにこなしていい車乗って。そういうの俺嫌なんだよ。 [音楽] [拍手] 分からないよ。 公平の気持ち私わからない。 水 わからないよ。何する人を守りたいよ。 そんな遠いところに行っちゃう人がどうして言えるの?今離れたら私自信ないよ。これ持っててくれ。待っててほしい。 [音楽] 3年待っててくれ。 [拍手] わあちゃん、 今日公平が来たよね。 これから1 年だよ。長いよね。男の人には何かをやり遂げたいという思いがあるのよ。 [音楽] でも離れているのは辛いよ。 [音楽] で、一生会えないわけじゃないし。までも好きでいればいいじゃない。公平さんのこと好きなんでしょ。分かってあげなさい。 [音楽] おばあちゃんにはわかんないよ。 おばあちゃんに何がわかるのよ。好きで いればいいじゃない。 どんなに離れていても 会えなくても 好きでいればいいじゃない。 [音楽] お姉ちゃん何?こ平さんっかく来てくれたのに良くないよ、あの態度。 何にも分からないのに余計なことは言わないで。もっと素直になりなよ。何が言いたいのよ。 [音楽] あ、おばあちゃんが握ってたのと同じね。これ種だよね。 そうね。 なんでおばあちゃん巻かなかったんだろう 。 なんか入ってる。 今年もまた月を参りを取り行います。買門 にお待ち申し上げております。 むみそはちず子カイ門って致名じゃない? 鹿児島のずっと南の町だ。 おばあちゃん鹿児島となんか関係あるの?お姉ちゃん知ってる?ねえ、見て。 これ全部同じこと書いてない? これなんて子供の字? 昭和24年 全部さんだ。気持ち悪くない?あめ誰? ず子って知ってる? お父さん お前たち早く着替えてきなさい。 ええ、気になる。すまないけどしばらく 1人にしてく。 お父さん、どうしちゃったのかな?おばあちゃんになんか秘密でもあんのかな? 秘密って? おばあちゃんの若い頃のことって何にも知らないしね。ほら、今日のお葬式の時だってさ、おばあちゃんの親戚とかいなかったと思わない?そいばそうね。 おばあちゃんの若い頃ってどうだったのか な? お風呂 う いればいいじゃない。 そんなに離れていても会えなくても 好きでいいじゃない。その言葉が私の心の中にずっと成り響いていました。 水、ちょっといいか? はい。 何?おこ君元気そうだったじゃないか。 そうね。でもお父さん余計なことしないで。 おばあちゃん喜ぶと思ってな。お前たち 2人に見送られたら心配してたから。 おばあちゃんが 父さんな。明日島に行ってこようと思うんだ。 鹿児島?あのあきのところ? そうだ。片の品を持っていこうと思う。 お父さんなんか隠してるでしょ? あの種のこととかはきのこととかず子さん 誰なの? おばあちゃんの 大切な人だ。大切な人。 そんな人が九州にいたの? おばあちゃん公平のことで相談した時言ってた。離れてても会えなくても好きでいればいいってその人のことかな? おばあちゃんそんなこと言ってたのか? うん。でもそんなこと現実じゃ無理って私た。言葉では理解できるけどどうしても分からなかった。 おばあちゃん本当にそんな風にいる? お前行くか?鹿児島。 え? 行けばむつみそうに行けばおばあちゃんの言ってたこと必ず分かるはずだ。行ってこい。 [音楽] ふ、 水を頼むよ。 [音楽] [音楽] あれかな? あの、ちょっとすいません。 あの山何て言うんですか?ああ、愛が 買え物だけ。買え物だけよな。 はな山に下でなってやったのお花やったと やろなあどこやったな東京からやろじろ あたやなそれが怖かったと宿は娘もな孫娘 娘もなち お花の話ちっちゃんやば [音楽] [音楽] [拍手] [音楽] [音楽] どうしたの?え、ここ初めて日本語上手にな。どこに行きたいの?むつみそって知ってる?むつみそ? うん。 うん。知ってるよ。 本当?連れてってあげよっか? よかった。ありがとう。あそこからバスに乗る。 Wego [音楽] ほら、取ったらいかん。 取ってません。 お花は絶対取ったらいかん。 取ってませんから。 この花は絶対取ったらいかんだ。 取ってません。 取ったらかんぞ。 大丈夫? どこ行ってたのよ。 あのおじいちゃん怖いから。 1 人で逃げるなんて男らしくないぞ。 ごめん。俺持ってあげる。 大丈夫。 本当? うん。 僕ヤピん大山。 私は海田水き。 [音楽] うん。僕は安でいいよ。 ヤす君ね。 よろしくね。 おお。 やっちゃ。ちゃん やっちゃ。 釣れた。 学校のお友達。 うん。 やはここに住んでるんじゃないの? 遊びに来てる。どこから? ボスニア。 ボスニア? うん。 特攻会館とね。や、私の行きたいのはむつみそっていうところなの?わかる?むつみそ。大丈夫?大丈夫。ここからすぐ。あ、じゃあそこに連れてって。この町に来たらここにみんなが行く。ヒー。 ねえ、や、今日お祭りでもあるの? うん。26夜参りって何? 月参りのこと。 月参りみんなでいの入っても持って 怖いところ歩く。 赤い日 ちんのこと。 うん。 怖いとこ。 怖いよ。 あと鼻の種もらうよ。 鼻の種? イエス。 水希 行こう。 伊、こっち、こっち。 千ず子と申しますと、前の千ず子のことですか? 前のあの千ず子としか あの、どちら様で? あ、横浜から参りました。海田と申します。 横浜の海枝田様。 はい。 作用でございますか? 何するんですか? 帰ってく。 あの、どういうことなんですか? 枝の人間に用は中とと帰ってくえ。 あの、先日祖母がなくなりまして、その片の品を 死んだ。 はい。 君よが死んだとな。まあ、今まで生きとったこと自体腹立しか。 ちょっと待ってください。それってどういう意味ですか? 土言も声も長。とにかく帰ってくれ。 嫌です。 祖母のこと侮辱されて黙って帰れません。ちゃんと説明してください。 気の強かお名じゃな君よはなん優しい軍兵兄を裏切って他の男の子は腹んじゃったと。 他の男 何が片じゃ持ってくんなら階段のとこに持ってけ どこ今は 大丈夫 ありがとう ん 知らないよね。 任せて。 はいはいはいはい。赤仲良くお食べなさい。はいはいはい。 カ長 何ボってる? あんなやつしけな。 僕のステディ。 ステディ。 お忙ところ大変申し訳。 いやいやいやいや。 忙しくないよ、この人。 ああ。ちょ、この辺り替さんてやたら多かでな。 本家言うても分かるかどうか。 そうですか。やちゃんい。 お、 ちょうど良かった。宮の内君 つまんがこちらの方を西郡の楓田の本気まで案内してくれんけ? 課長、ちょっと休憩させてくださいよ。今日はもう朝から忙しくて忙しくてですね。キックですね。今から西郡折りの方へ行く用事があるんですよ。さあ、お送りいたします。乗ってください。安、エスコート席の方へ。 [音楽] すいません。 ちょっとどうぞ。 この町はですね、千日中特攻隊の基地がありましてね。あ、そうだ。特攻会館っていうのがあそこにあるんですよ。 もう行ったね。なんか圧倒されました。 そうですか。それでですね、この灯はその特攻で亡くなった方々を待つったものなんです。 お前 重たいって。よいしょ。 いいじゃん。いや、 あ、お、あ、 水着、水着。 あ、どうで、どうでした? はい。 知らないみたいでした。 ああ、そう。他は回りますか? もういいです。 君を?ああ、いい子にそんなのがおったっていうかな。どっかな男とかを注意して本州に渡ったとは聞いちゃったが。しず子、そんなのは知らんわ。 水希さん はい。 安寝ちゃいましたね。遅くまで連れ出しちゃったからお家の方心配してないかしら。 お父さんは2 年前にボスニアで事故に合われてなくなりました。今向こうでお母さんと暮らしてるそうです。何でも父さんとの約束を守るんだって毎年 26 夜参りにはお墓参りも兼ねておじいちゃんの手伝いをしに帰ってくるんです。 あ、安起きろ。安ら起きろ。安やったです。高一さん。 ざす。おげをって何しとった?え?降りろ。ほらす。 いやあ、孫が偉いおさになりましたな。はい。孫さん バイ。水きやす。色々ありがとう。 どうもお嬢様でした。 どうもまたね。 てことで今日のお泊まりは? いや、まだなんです。 そうですか。 お祭りの日ですもんね。 任せてください。僕は観光ですよ。 でも 最悪僕のところに止まっていただいても、 え、 冗談ですよ。冗談に決まってるじゃないですか。あの人止めてください。 え、水、水希さん、水希さん、土元者ったな。水希さん怒っちゃったのかな? あの、すいません。 ああ、 楓田さんの はい。君の孫にあります。海田水と申します。 前園の盾おでございます。 あれお尻焼いちゃったな。 そ母の葬儀にいらしてくださいましたよね。 あん時はご挨拶も申し訳結構ませんでした。 あのそは あ、そうだ。縦おさんムつみそ部屋入ってませんか? むつみそ。 むつみそ。むつみそ。 あ、そうですか。 ホテルみでさ、大変失礼しました。あそこは元々うちの文家なんですが、ま、しかし経がいいからどっちが本家か文系か分からなくなってしまいましたが いや、盾おさんの方が上緒があって僕は好きじゃ。 ああ、嬉しかこつ食いやね。つも花丼んたらせよった宮のうちに割りこっぽが。 そんな昔の話はやめとくやんせよ。 失礼ですが学校にお務めなんですか? あ、いえいえ。え、小さな旅館なもんですから私は小学校の要務員で働いております。 立ちおさん部屋会ちょっとな。今日は 26屋るでしょう。 うん。今日だから開いてる日があるのよ。お城さんのために。さあ、着きました。水希さん、また会えますよね。 どうもありがとうございました。 あ、どうも。 こんばんは。 あ、 はい。 あ、君、車下げて。あ、どうも お客。あ、どうも。 お客が来るから 車を下げて。 それじゃあまた。 あ、車を下げて。 あ、はい。 おい。 月を前り日は暗部屋を開けておくというのは決まりじゃなかですか。うん。今宿では燃える込み、燃え込みの分別をする前から決まっちょっとが。 じゃあどうさんが 申し訳ありません。いや、心配りませんので。 せっかくあの部屋のためのお客さんがおいでになった。 やっと女将さんが 女将ちがなんちゅうたとか もう今年からは困っちお客さんがおったら入れてもよかって あが言うたったね。あ部屋にお客を入れてもよかっち はい 義言うな 女将さんが 根じ頃がよ ああ あ申し訳ありません大丈夫ですか?ちょっと待っててください。 女将 神をてほんのことをくぜしかねえ。 どうしたの?バントさん。 あさんあのご主人さんが 申し訳ございません。 今日はア肉麻室でございました。 女将、女、千ず子、今宿の女の千ず子でございます。きおさんのお孫さんの水希さんだ。 そうですか。 あなたが遠いところそ。どうぞ。 さ、どうぞ。どうぞ。あ、ほんだらあの荷物場お持ちします。 お願いします。 父のひかずがこれを祖母の異品です。 拝見させていただきます。 どうぞ。 失礼ですが、祖母とは私にとって決して忘れられない大切な人です。 ああ、 これはさ焼きですな。 ああ。 どうも エ路ハるバル ありがとうございました。 では 納めさせていただきます。はい。 51年ぶりなんです。 51年ぶり。 はい。 先ほどホテルムつみで水希さんが追い返されたのはまあ無理もないといえば無理もない話で あそこでの話は本当なんですか? 遠い昔君おさんは今宿の女将でございました。 おばあちゃんが 決して世間から傷されるような不倫なんてことはおばあちゃんに一体何があったんですか? 私が千ず子から聞いておりますのはもうそれは遠い昔のたった 1日の出来事だけでございますから。 出来事って? それを聞いてどうしますか?水希さん。君おさんの本当の気持ちがそれでわかりますか? でもでも私おばあちゃんの孫です。やっぱり知りたいです。 ご覧ください。水希さん。 あ、買いもだけを。 アン山は何もかも知っておりますが何も 話しません。 夫のことは黙っていた方が伝わるような気 がします。 安山は男の山でございます。昔飛行機の たちが暗山を目印にしておりました。 祖国を離れて南の海へ向かって飛び出す 飛行機のたちに サラバサラバと言って 暗山が見送りました。 山に ちょっとした物語が残っておりまして、 どうか 昔話だと思ってお聞きください。 お母さん、おじ蔵さんに幼い物をあげて くる。 昭和20年。今から53年も昔。いえ、 まだたった53年前のことでしょうか。 今ヤのアルジ軍兵さんは兵隊に取られ、 フィリピン戦で戦士の方が入り、留守を 守る母とは辛いが続いておりました。 ごめんください。 ある日のこと珍しいことにありがたいことに 3 人のお客さんがお見えになったそうです。 ようこそいらっしゃいました。 お邪かしちゃったから。 沢村の声が大きすぎるんですよ。 お兄さんたちの悪い癖だね。ごめんね。お名前は しずこ じゃあちいちゃんか。よろしくね、ちいちゃん。 どうぞお上がりください。 お邪魔します。ます。 ちちゃん かの人裏山に行って酸菜を掘ってきてできる? うん。お母さんお野菜とか分けてもらいに行くからお願いね。 はい。 いいだな。 日本人じゃなきゃこの良さは分からんですよね。 アメリカに温泉はないのか? どうでしょうか? ただ家にあるのは小さいお風呂で大概シャワーで体を洗ってました。 シャワー? 蛇口をひねると上からお湯が出てくるんです。 上から。 おご町突撃します。 こんな感じか。 まあ大体 おら。 大丈夫だ。 おら。 こいで魚を分けてもらえませんか? [音楽] 軍兵さん帰ってきたんか? いえ、兵隊さんがお泊まりに見えたもんです。 [音楽] うちには兵隊さんにくれてやる魚は中さんお願いします。 [音楽] 誰も帰ってこん。あんた辛くなと兵隊さんも手なして帰ってくるかわからんば瞳を食ったはもうたくさんじゃ。 サ村。 はい。 アメリカという国は豊かだな。 はい。 何がそんなに豊かのですか? 例えば映画だ。映画今総天職だ。 天然色? うん。色がついてる。俺が見た暖という映画は漫画がまるで生きてるかのように動く。 漫画? あ、いいか。 像の赤ちゃんがでっかい耳をつにして空を飛ぶ話なんだ。 おかしなことを考える国ですね。 いや、争いも何もない。夢だけが義し詰まった話だ。なぜあの国と戦わなければならないんだろう? 勝利だな。 分かってる。アメリカ帰りの俺が言うとまずいんだろう。 そうですよ。 だがそうは思わんか。 戦うのは嫌か? 注意殿の我々アメリカにいたもたちの苦労が分かりますか?アメリカではジャップと名知られやっとの思いで日本に帰ってきてもここではまるでスパイを見るような目で俺を見るんです。俺がどんなにこの国に銃声を誓ってたって誰も信じくれんのです。 こうでもしなかったら父も母辛い思いをして生きてかなきゃいけないんです。そのために戦うのですか? 行けませんか?俺は愛する人のために戦うよ。それでいいじゃないか。 僕は 誰のために戦おうかな。 もう6 年になりますか?何も変わらないな。 いつこちらに 先月です。 ここに配属になると聞いて驚きました。 ご両親はお元気ですか? はい。 今も東京に? いえ、その後横浜に越しました。 そうですか。 ご主人は フィリピンの前線で。 あ、あの戦いですか? はい。 選挙は厳しいのですか? 落観はできません。敵は沖縄まで進行してきております。 そちらに行かれるのですか? 上が決めることです。 すいません。 いえ、 あの、帰ってきてください。必ず生きて帰ってください。 分かりました。 夕飯の支度がありますので すごいご馳そうだ。いただきます。 うまい。 美味しい。 おう。 はい。はい。 日本人に生まれてよかった。 はい。 はい。 はい。 はい。 はあ。 どうしたの? お母さんバカだ。明日の朝ご飯のこと忘れた。全部出しちゃった。 え?どうするの? どうしよう。 はあ、食いすぎた。 もう食えないすよ、ちいちゃん、お兄ちゃんたちと一緒に遊んでくんない? 今晩御飯食べちゃった。お母さんのこちらご馳じゃと食べたら遊ぼう。 じゃあご馳走食べたら一緒に遊ぼう。そうだ。 指切り現慢しよう。 うん。ゲスタと うん。 はい。 [音楽] [音楽] 12345 やった。 負けた。いちゃんすごいね。 すごいな。よし、 帰ってきてください。必ず生きて帰ってください。 こ、 もう1回。もう1回。 あ、いいった。 よし。 で、2は、2はいいんじゃないか。12。 よし。 じちゃん、 これあげる。 何? これはね、魔法の箱なんだ。寂しくなったらこの蓋を開けてごらん。綺麗な歌が聞こえてくるから。いちゃん知ってる?この歌? うん。 大き山 に 日は落ちて 星は空を散りぬ 今日の 技を 得て [音楽] 心軽く安らえ [音楽] 1さん、 注意殿はなぜ今まだお1 人だったのですか?心に思う方がいらっしゃるのではないですか?何が言いたいんだ? 私は自分の気持ちを伝えてきました。 残されたものはどうなる? 何もないまま残されるよりはマしだと思います。考え方は人それぞれだ。 私は自分の気持ちに正直なだけです。 そうか。 空飛ぶぞって 一体 どんな気持ちだったんでしょう。 起きた。 大空を自由に飛んで 好きなところへ行って好きなところで休ん で だけど 最後は1番大切なところへ 行くんでしょうね。 見たかったな その映画。 そう。 いつか行こうな。 ああ。 ああ。 ああ。 ああ。 [音楽] ああ。 ああ。 ちいちゃん。 うん。ふん。ちーちゃん、朝ご飯作ろう。は。 [音楽] 美いしそう。 ちちゃん、お兄さんたちを起こそか。 うん。 あちゃん、どうも。 おはようちいちゃん。おはよう。 ああ、朝ご飯の酔いができました。 ありがとう。 土元したと。 今日飛び立たれるのですか? 本日10 時チラン基地より沖縄方面へ出撃します。ち、お花、お花を積みに行こう。 なんでそうしたら誰がご飯を継ぐの?誰がおしいの?用意をするの? それはもうよかの。それかお花を積んでお兄さんたちにあげよ。 ご飯をちゃんと食べててね。 [音楽] なんでなんで食べてくれんとな。お母さんと [音楽] 2人で頑張って作った朝ごはじゃ。 なんで食べ物に残すの? 昨日いっぱい食べたから、まだお腹がいっぱいなんだ。ちいちゃんに食べてもらいたいんだ。そしてね、立派な体になってほしい。ほら、お兄さんたちはこんなに大きいだろ。だからもういらないんだ。 僕たちもう大きくならなくていいんだ。その代わりそのお花を分けてくれないかな。 うん。 ありがとう。 僕にもくれる? 僕もいいかな? うん。はい。 ありがとう。ありがとう。 起きた。女のたんだ。 よく張りね。 はい。 ありがとう。 ち、 お願いがある。もしお母さんが寂しそうに してたらお歌ってあげてくれないかな。 夕べのように魔法の蓋を開けて。お母さんきっと元気出ると思うから頼んだよ。温かい表なし。ありがとうございます。 ちいちゃん、大きくなれよ。 ちいちゃん、お母さん、お元気で。 さよなら。 あ。ち、 どうしたの?ち、また来てくれるよね。また来てくれるよね。お母さんが泣いてるからまた来てくれるよね。 うん。また来るよ。 本当? うん。 約束だよ。 この時が別れの時ではなかったのです。 この日こそが始まりでした。 ちいちゃん、 ちいちゃん。 はあ。 は 兄ちゃん来てくれた。 ここから先は海です。 僕と一緒にいたら燃えてしまうよ。だから あなたたちはここで降りてください。その 代わり 地上に降りたら いつまでもいつまでも 生き続けてください。 さよなら。 お母さん晴れ [音楽] その日から誠に無いことにのあの日まで 買門の右の園を通って 何十何百何千機と若草の戦闘機が同じ空の 道をたどるのですが どの方々もそこまで来ますとけ にもらった花を買門の右の園に投げ返し 遠 遠い内側の雲の下へ消えて行かれたそうです。おばあちゃん、そんな恋をしてたんですか? 君おさんは心にそっと閉まっておきたかったんですよ。 でも なぜおばあちゃんは思い出がいっぱいある ここに この宿に1度も帰ってこなかったん でしょうか? 誰にも話したくなかったんでしょう。 話しても人は忘れますから。 でも山は忘れません。山は覚えとりますから。 山が はい。こ宵いは 26夜参り。昔からの習ならわしです。 暗山の上に26屋の月が登りますと、村月 の明りの中に雪てらぬ人が現れて生きて おるの人間に色々話をしてくれると申し ます。ご一緒に 参りましょうか。水希さん。26山入りへ 姉さん お元気でいらっしゃいますか? 今まで母さんと一緒に暮らした分、これ からは姉さんが母さんと暮らしてください 。そして買い門だけのそばに眠らせてあげ てください。 開かず。 お帰りなさい。 お母さん。 よ、みんな置いて。みんなおいて。 持ってこう。 [音楽] おい、 あ、水さ、 ちょっと笑って さ、先ほどはどうも どうもありがとうございました。お忙しいとこ。 あ、いえいえ、とんでもない。 あれ?女将さんは? すぐに決まんで。 [音楽] ああ、しかし今日は見事 26が月になりましたな。 ああ、よかつじゃ。綺麗な月ですね。 よかったな、今日は。 人さん、 今年もりますか? うん。 本日だけは通して民先まで行かんと気がすまんとですよね。ひさん頑張ってよ。宮の内君。はい。 きおさんのお孫さんですよ。 楓田水希と申します。 そなら我々は調子先に どうかこいを持ってってくせかでを気をつけて。 どうもありがとうございます。 てありがとう。 どう [音楽] ここですか? はい。村のものはここで月を眺めてお参りをします。 ですが水希さんをご案内したいのは実はこの先にあるみ崎でして [音楽] 少し山道を 歩いてもらうことになります。 この道を通らなければなりません。 しずこもすぐに来ると思いますが、少し待ちますか? はい。 おい、お前は元気書か? お、元劇と あの方安のおじいちゃん。 ああ、 高一さんです。 高一さんは若い頃で特攻機の整備をなさっておりました。 そうですか。 何をなさってるんですか? 特攻に行かれた方は異骨がありません。 ご遺族の方はこの村に咲く花の種を異骨の代わりに持って帰られるんです。 種が異骨の代わり。 はい。 [音楽] や、 僕パに変わってこの花咲かせるんだ。 見て。 やっと落ついた。 ああ、来たか。 続き そこ行くんでしょ? うん。 じゃあ後でね。 後でね。あるわ。 バイバイ。 バイバイ。 よし、じゃあ行こうか。 お待たせしました。 私が持ちます。 これだけは毎年自分で運ばないと気が済まなくて。でも今年は水希さんに持っていただくわ。 僕は力 ちず子さんはい。 聞いてもいいですか? うん。え、 どうしておばあちゃんは千ず子さんを置いてこの毛物の町を離れたんですか? なぜ1度も会わなかったんですか? そりゃどんなに会いたかったか。 たった1人の母ですから。 でもね、みさん、世の中には我慢するしかないどうしようもないことってあるんですよ。 どうしようもないこと。 ゆっくり歩きながら話しましょう。 あの方たちがこの空の彼へ行かれた後、 昭和22年、 あの方の子供を授かった母の元に戦したと 思われていた私の父が突然帰ってきたん です。 母にとっても、父にとってもそれは辛い日々が続きました。 [音楽] 母は前園の家からもだけからも恥とされ、 許してくれた父にも申し訳が立たないと。自分を責める毎日であの日私は幼いながらも何とも言えない不安を込み上げかを抱いていく母を必死に追いかけたんです。 母は死のと思ったんでしょう。あともう少し海というところでした。突然母の足が止まり お母 ゆっくりと崩れるように座り込んだんです。するとそこには黄色い母と私があの方々にたけた。 そして多くの特攻兵の方がたけに持って いかれ、空の上から投げ返されたあの花が 母の前にひっそりと咲いていたんです。 その花を見た時 母は生きようと思ったんでしょう。 [音楽] その翌日母は平かずを連れてこの町を出て行きました。そしてその日以来 母は2 度とこの町に帰ってくることはなかったんです。私は母の帰りを待っていました。 今年こそは、今年こそは帰ってきてくれる かもしれないと1年に1枚だけはきを変え て 母のこと恨んだ時期がありました。 そんな時父が母に会っておいでと言って くれたんです。 けれどそう言ってくれた父の背中が泣いて いるようで、 その時私は母に会うのはやめようと決めた んです。 自分の思いだけで母に会いに行っても 父のことを思うと父だって母に会いたかっ たんですから会わないことが 母の幸せだと思ったんです。 あれから51年 やっと母が帰ってきました。 月日というのは不思議なものですね。 不思議というのは ゆっくり時の流れに現れるんでしょうね。 水希さん見てごらんなさい。 おばあちゃんはこの花に会いたかったん ですね。 この花が覚えていますから。 母はそれだけで幸せだったのかもしれませ ん。 この中の1 つが私のおじいちゃんですね。はい。ここに咲く花の呼び名はただ 1 つ。特攻花と申しましてこの村のものが守り続けたお花畑です。この村にはこの花倒るものなどおりません。 海門の右の裾に咲く花は1本1本帰らぬ人 が宿る花です。 それはあの朝食べてもらえなかった朝ご飯 を 3人分のお弁当にして毎年このみ先にお 備えしてるんです。 時 山に 日は落ちて 星は 空を 散りばめぬ [音楽] 今日 の 技を なし て 心軽く 安らえ ば 風は 涼しい この指べさやしき窓いせい [音楽] Goinghome. Goinghome. Iagoinghome. Quiet likesomestillday. I’mgoinghom not justcloseby through opendoor workoncareby goingtofearno [音楽] 好きでばいいじゃない。そうんで言っていたおばあちゃんの言葉の意味が今分かりました。 おばあちゃんの命を救ったあの花が 私にも行きなさい。自分に正直に精一杯 行きなさい。 そう語りかけてくれたようでした。 あ 。 はいはいはいはい。新療所です。 もしもし。公平。 水希。 私、私どんなに離れてても会いなくてもずっとずっと好きだから。もしもし。聞いてる? 聞いてるよ。 じゃあもう行かないと。 うん。 [音楽] 安帰るんだ。 うん。 安が色々とお世話なり何なりもしてないも中とこやどんか。 また買いもに遊びに来やんせ。 はい。必ず来ます。どうかお元気で。 はい。大事な。 大事いな。 ありがとうございます。ご利用大変お待たせいたしました。 [音楽] 来年また会おうね。 約束 20時25分からいます。 おのはお帰るとも出ちゃうよ。 [音楽] [拍手] [音楽] 全ね のにご協力。 本日も日本をご利用いただきまして誠にありがとうございました。 [音楽] 水希 ジャパニーズフラワーズ 愛の花。 私もこの花咲かせるから。 バイ。 おばあちゃん、来年はちゃんと咲かせるからね。 これはね、花が咲くまで2年かかるのよ。 え、本当に? 先生は昨日先生のおばあちゃんの生まれた海門というところに行ってきました。はい、みんな見てください。みんながいるのはここ。横浜ここですね。 うん。 うん。 カ門はここ。 海門の駅は日本の 1番南にある駅です。え、 [音楽] その町には買い門だけというとても大きな山があります。 昔 そうね、みんなのおじいちゃんやおばあ ちゃんがみんなと同じ小学生ぐらいだった 時、 戦争というとても悲しい出来事がありまし た ね。みんな 自分の1番大切な人がいなくなったら 楽しいよね。 でもね、そんな時でも優しい気持ちを なくさなかった人たちがいました。 自分の大好きな人を守りたい。自分のこと よりも大好きな人を大切にしたい。 今日はそういう人たちのお話をしたいと 思います。 よし、もうオッケーだぞ。明日からなくて もう大丈夫だ。ありがとうございました。 ゆうちゃんよく頑張ったな。うん。 先生、ありがとう。ゆうちゃんどうもありがとう。 そしてね、その人たちが投げたお花がね、 少しずつき始めて、 少しずつ、少しずつ広がって、 今はこんなに大きなお花畑になりました。 うわあ。 この花 の人の命で咲いたお花です。命で。 そうなのよ。 そんなにたくさん咲いてるの? そう。1本1本優しく咲いてるの。 そのお花畑には壇はないの? え?このお花畑には壇はないの。だからこんなにたくさん咲くことができるのよ。そしてね、このお花は大切にしてくれた人のことを決して忘れないの。 お花って覚えてるの? うん。お花はちゃんと覚えてるよ。 僕もこれからお花を大切にしたら覚えてくれるかな? ん? じゃあ先生、お花のために下の花壇取ってあげようよ。 え、そうだね。ちょっと窮屈そうだもんね。 う、 うん。 そうだよ。そうだよ。 取ってあげようよ。 取ってあげようよ。 じゃあ大きなお花畑作っちゃおっか。ないようにね。 [音楽] みんな早く 早く 早く早く。 行くよ。 せーの よし。

7 Comments

  1. 久しぶりに、ドラマ観て号泣しました。
    国の為に闘った方々の事を想うと、素晴らしい日本🇯🇵をぶっ壊そうとしている
    妖怪のような政治家達に、腹が立ちます。
    配信ありがとうございます。

  2. 特攻隊の方々の運命を想うと代わってあげられたらなどとよく想いを巡らせたりいたしますが
    特攻隊の方々の遺書を拝読いたしますと
    お若くても人格がご立派すぎてとても私などが代わりにはなれない方々ばかり
    ご両親に感謝し日本を愛して
    立派に逝かれました

    今は遥か天上におられるでしょう

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