妻のふりをする訳ありの女を連れて…/映画『蘭島行』予告編
北緯四十三度 さまよう。人生の悲哀と明日へのかすかな希望が織りなす『蘭島行』予告編が解禁!
本作は、運に見放されたパンクロッカーとその妻のふりをする天涯孤独の女、そして何年も会っていなかった弟との数日間を描く。
パンクロッカー崩れの独身男(芳夫)に音信不通だった弟(悟史)から電話が入る。どうやら、母親(美智子)が自殺をして昏睡状態のようだ。男は何年も帰っていない故郷、北海道小樽に向かった。わけありの女(真紀)を連れて。男はその女に嫁のふりをしてくれと頼んでいた。母親の喜ぶ顔が見たかったのだ。果たして、意識不明の母は目を覚ますのか?男の願いは叶うのだろうか?会話も少なくぎこちないまま、二人は小樽の蘭島駅に降り立った…。
メガホンを取ったのは、『YUMENOユメノ』『TOCKAタスカー』に続く、長編三作目となる鎌田義孝監督。前二作品と同様に本作も北海道で撮影、小樽市近郊の蘭島をロケ地に選んだ。
主人公の芳夫には木村知貴(『はこぶね』『室井慎次敗れざる者』)、真紀には輝有子(『逃走』)、弟の悟史には足立智充(『夜を走る』『夜明けのすべて』)、母の美智子には竹江維子(『TOCKA[タスカー]』)。
【Story】
東京に住む売れないパンクロッカーの佐々木芳夫(木村知貴)は、母が自殺を図ったという連絡を受けた。彼は妻のふりを頼んだ黒沢真紀(輝有子)を連れて、生まれ故郷の北海道蘭島に駆けつける。エリート建築デザイナーの弟・悟史(足立智充)を加えた3人は、母が目を覚ますまで奇妙な時間を過ごす。芳夫は母の日記に、死んだら父の遺骨と一緒に海に散骨してほしいと書いてあるのを目にした。母の願いを悟史にも告げ、芳夫たち3人は母の散骨場所を探しに出かけるが…。
『蘭島行』は2025年9月20日公開
©鎌田フィルム
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酒と薬一緒に飲んで死んとしたみたい。意識はまだつ戻るかわかんないって。 嫁さん。 え、 まきさん。 あ、どうも弟のサです。 死んだらお父さんと一緒に海に散骨してください。こんな上から見たってわかんねえだろう。兄貴が来たいって言ったんだろう。 おし。 あと23 日だけ付き合ってください。お袋が目覚ましたら嫁さんだって紹介すっからお願いします。 バンク。あ、これは無理ね。この人子供もいいんだ。