
市民参加によるフルート500人アンサンブルは神戸ファッションマートにて行われる
9月14日(日)までの期間、神戸市各所では『KOBE 国際音楽祭 2025』が開催中です。世界で活躍するフルート奏者をはじめ、神戸ゆかりの音楽家や学生たちが共演。市内のホールや街角を舞台に約100を超える公演が繰り広げられ、およそ2か月にわたってさまざまなジャンルの音楽が神戸のまちを彩ります。
『KOBE 国際音楽祭2025』は、4年に1度行われていた『神戸国際フルートコンクール』を核とした8年ぶりの音楽祭。世界的な演奏家や新進気鋭のアーティスト、地元神戸の音楽家、学生など、幅広い演奏者が参加する音楽祭となっています。
初日の7月12日(土)には、オープニングコンサートを開催。第2回フルートコンクールで優勝し、現在はベルリン・フィルの首席奏者を務めるエマニュエル・パユ氏が出演。演奏だけでなく企画段階から携わり、音楽祭を牽引します。
プロの演奏者だけでなく、市内の中学・高校の吹奏楽部や弦楽部、合唱部がステージに立つホールコンサートも多数。そのほか、楽器に興味を持つ子どもたちのために楽器体験の機会も用意されているそうです。
“まちなかコンサート”は、神戸空港第2ターミナルや教会、異人館といった神戸ならではのロケーションでも実施。姉妹都市・韓国の仁川、親善協力都市・大邱の演奏家や学生を招き、国際色豊かな共演も見どころです。
音楽祭の公式サイトでは、全プログラムを網羅したガイドパンフレットが公開。市内の主要施設でもパンフレットが配布されています。
世界レベルの音楽から学生の初々しい演奏まで、多彩な響きがまちにあふれる2か月。会場に足を運んで、自分だけの“お気に入りの音”を見つけてみては。
※ラジオ関西『サンデー神戸』より